特許
J-GLOBAL ID:200903093146767188

運転室付き作業機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-222527
公開番号(公開出願番号):特開平8-058618
出願日: 1994年08月24日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 運転室が前後、左右方向に振動してピッチングやローリングを起こすのを防止すると共に、上下方向の振動を減衰させ、乗り心地を向上させる。【構成】 旋回フレーム21上に立設した各支持脚22A〜22Fと、運転室本体25に一体的に設けられた各フレーム側受座部30A〜30Fおよび各床板側受座部35A〜35Fとを、各緩衝支持体37を介して弾性的に結合することにより、運転室本体25を、その重心Gに対応した高さ位置で旋回フレーム21上に支持するように構成する。これにより、作業時等において運転室本体25に前後、左右方向の振動が作用した場合でも、この振動に起因して運転室本体25の重心Gに作用するモーメントを低減でき、運転室本体25がピッチングやローリングを起こすのを防止できる上に、緩衝支持体37により上下方向の振動をも減衰させることができ、乗り心地を著しく向上できる。
請求項(抜粋):
作業機本体のフレームと、該フレーム上に配設され下面側に床板が設けられた運転室本体とからなる運転室付き作業機において、前記フレームからそれぞれ上向きに立設され、前記床板よりも高い位置で前記運転室本体を支持する複数の支持脚と、該各支持脚と対向するように前記運転室本体に一体的に設けられた複数の受座部と、該各受座部と各支持脚との間に設けられ、前記フレームからの振動が運転室本体に伝わるのを弾性的に緩衝する複数の緩衝支持体とを備える構成としたことを特徴とする運転室付き作業機。

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