特許
J-GLOBAL ID:200903093151967594

密閉形鉛蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-037114
公開番号(公開出願番号):特開平5-205767
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 製造が容易で安定した一定の特性を有するコンパクトで高エネルギー密度の密閉形鉛蓄電池を提供する。【構成】 粉体を電解液保持体とする密閉形鉛蓄電池において、正,負極板は矩形極板の一隅に極板耳を、他の一隅に切欠部を設けた形状であり、極板耳を溶接して形成したストラップに極板面から突出しないセル間接続片が設けられ、セル間接続片を介して隔壁貫通方式により隣接するセルの極板群が相互に接続されており、電槽ふた部分には、上部に排気弁、下部に通気性のある多孔板を備えた排気室を有し、多孔板の下端を極板群の上端に近接して設け、充填された粉体層に多孔板がちょうど埋没するように配置され、粉体層と電槽ふた裏との間に形成された空間は発泡させた耐酸性プラスチックフォームで充満させた密閉形鉛蓄電池。
請求項(抜粋):
正極板と負極板との間隙および極板群の周囲に高い多孔度および大きい比表面積を有する粉体を充填し、電池の充放電に必要充分な量の硫酸電解液を実質的に該粉体および極板群に含浸保持させた密閉形鉛蓄電池であって、正,負極板は矩形極板の一隅に極板耳を、他の一隅に切欠部を設けた形状であり、前記極板耳を溶接して形成したストラップに極板面から突出しないセル間接続片が設けられ、前記セル間接続片を介して隔壁貫通方式により隣接するセルの極板群が相互に接続されており、電槽ふた部分には、上部に排気弁を、下部に通気性のある多孔板を備えた排気室を有し、前記多孔板の下端を極板群の上端に近接して設けるとともに、正、負極板間および極板群の周囲に充填された粉体層に前記多孔板がちょうど埋没するように配置され、粉体層と電槽ふた裏との間に形成された空間は発泡させた耐酸性プラスチックフォームで充満させたことを特徴とする密閉形鉛蓄電池。
IPC (2件):
H01M 10/12 ,  H01M 10/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭59-012509

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