特許
J-GLOBAL ID:200903093159255291

インバータの並列運転装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-030459
公開番号(公開出願番号):特開平8-223808
出願日: 1995年02月20日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 出力電圧の位相や振幅に生じる過渡的な偏差に対しても安定した制御を行うことができるインバータの並列運転装置を得る。【構成】 負荷電流対応値とインバータ出力電流対応値とを横流検出回路101,201に入力してインバータ10,20相互間に流れる横流に対応する横流対応値を出力し、この横流対応値とインバータ出力電圧対応値とから有効電力偏差および無効電力偏差を出力し、前記有効電力偏差から電圧制御値を出力する出力電圧制御回路104,204と、前記無効電力偏差から位相制御値を出力する出力位相制御回路105,205とを設けてなる。【効果】 各インバータの内部インピーダンスを等価的に零にする瞬時値制御にすることができ、出力電圧の位相や振幅に生じる過渡的な偏差に対しても安定した制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
直流電源からの直流電力を交流電力に交換するインバータを複数台備え、これらのインバータを並列運転するための制御回路を各インバータに備えたインバータの並列運転装置において、並列に接続した前記インバータから負荷に流れる負荷電流を検出して負荷電流対応値を出力する負荷電流検出器を設け、かつ前記各インバータに、インバータの出力電流を検出してインバータ出力電流対応値を出力するインバータ出力電流検出器と、インバータの出力電圧を検出してインバータ出力電圧対応値を出力するインバータ出力電圧検出器とを設けるとともに、前記制御回路に、前記負荷電流対応値と前記インバータ出力電流対応値とを入力してインバータ相互間に流れる横流に対応する横流対応値を出力する横流検出回路と、この横流対応値と前記インバータ出力電圧対応値とを入力して有効電力偏差および無効電力偏差を出力する有効電力偏差検出回路および無効電力偏差検出回路と、前記有効電力偏差を入力して電圧制御値を出力する出力電圧制御回路と、前記無効電力偏差を入力して位相制御値を出力する出力位相制御回路とを設けたことを特徴とするインバータの並列運転装置。
IPC (2件):
H02J 3/38 ,  H02M 7/48
FI (2件):
H02J 3/38 N ,  H02M 7/48 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-157235

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