特許
J-GLOBAL ID:200903093159542460

ガスタービンエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-124820
公開番号(公開出願番号):特開平7-004261
出願日: 1994年06月07日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 入口面での径方向および周方向のディストーションを確実に測定し、かつ失速前兆の認識を可能とする。【構成】 各センサが検出した静圧(ステップS1)に基づいて各センサ毎に測定を演算する(S2)。総圧の全センサの平均と、内径側センサの平均と、外径側センサの平均とを演算する。これらの平均および各点の総圧から、径方向のディストーションと、周方向のディストーションとが演算される(S3)。これにより、径方向および周方向のディストーションの分布が測定される。その値から、特定の入口に対する記憶データを参照(S6)することによって失速マージン損失が決められる(S7)。この失速マージン損失に基づき、可変ノズル等によりエンジン空気流形状が修正される(S10)。またいずれかのセンサのピーク対ピーク変動の大きさにより失速前兆が検出される(S4,S5)。
請求項(抜粋):
信号処理手段を有し、エンジン空気流形状をエンジン作動条件の関数として変化させる制御装置を備えたガスタービンエンジンにおいて、圧縮機への主空気入口にあって、その入口の内径および外径に沿った複数の位置における複数の静圧信号を与えるための手段を備えるとともに、前記信号処理手段が、各静圧信号を総圧信号に変換する手段、それぞれの総圧信号から、内径部と外径部との間の入口にかかる径方向および周方向の圧力変動値を計算する手段と、前記圧力変動値を、信号プロセッサに記憶されている入口圧力ディストーションの記憶値と相関付けることによって、入口の圧力ディストーションレベルを示す信号を発生する手段と、信号プロセッサに記憶されているエンジンの失速マージン損失の値を用いて、圧力ディストーションを示す信号をそのエンジンと相関付けることによって、発生される失速マージン損失信号の関数としてエンジン空気流量形状を変化させる制御信号を供給する手段を備えていることを特徴とするガスタービンエンジン。
IPC (2件):
F02C 7/057 ,  F02C 7/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平3-018628
  • 特開平3-003927
  • 特開平2-275026
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