特許
J-GLOBAL ID:200903093160702285
動圧軸受回転装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
日比谷 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-245600
公開番号(公開出願番号):特開平6-066315
出願日: 1992年08月21日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 空気が逃げ部に大量に滞留することによる性能の劣化を防止した動圧軸受装置を提供することにある。【構成】 回転軸1とスリーブ2は回転可能に嵌合され、スラスト板3に刻設された浅溝11とスリーブ2の内周面とで動圧スラスト軸受を形成し、回転軸1の外周面に刻設された2個所のヘリングボーン状の浅溝12、13とスリーブ2の内周面とで動圧ラジアル軸受を形成している。スリーブ2の内周面には逃げ部17、18を形成し、逃げ部17、18には角度30°以下のテーパ面20、21が設けられている。従って、回転軸1をスリーブ2に嵌合挿入する際に空気が潤滑流体内に巻き込まれても、テーパ面20、21に沿って空気が上方に排出されるため、逃げ部17、18に空気が滞留し難くなり、動圧軸受回転装置の振れ廻りが大きくなったり、トルクむらが多くなる等の性能の劣化を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
相互に回転可能に嵌合する軸とスリーブを有し、前記軸又は前記スリーブに動圧発生用の溝を2個所に設けてラジアル軸受を形成し、前記軸の下端面でスラスト軸受を形成する動圧軸受回転装置において、前記2個所のラジアル軸受の境界部、及び前記スラスト軸受と前記ラジアル軸受との境界部と対向する前記スリーブの内周面に設けた逃げ部に、テーパ面を形成したことを特徴とする動圧軸受回転装置。
IPC (2件):
F16C 17/02
, G02B 26/10 102
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
特開昭61-241519
-
特開昭64-035115
前のページに戻る