特許
J-GLOBAL ID:200903093166987176

熱交換エレメント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 隆文 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-186522
公開番号(公開出願番号):特開平5-034089
出願日: 1991年07月25日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【構成】 紙材で構成されたライナ10、20の一方の面に、リブ群11、21を固着する。リブ群11、21は、両端部が交差流路を区画し、途中部が対向流路を区画する複数の屈曲リブ11a、21aにより構成されている。リブ群11、21の両側には、一部が屈曲リブ11a、21aに沿って延びる第1の縁材12を固着する。さらにライナ10、20の他方の面には、一部が屈曲リブ11a、21aの両端部に対して交差する方向に延びる第2の縁材13、23を固着する。第1の縁材12、22の高さと第2の縁材の高さとの和は、屈曲リブ11a、21aの高さと等しくなるように設定する。【効果】 単位部材U1、U2は、あらゆる方向の曲げに対して変形しにくくなり、強度が向上する。また熱交換エレメントEの組立強度をも向上させ、寸法精度のよい積み重ねを行なうことができる。
請求項(抜粋):
一対の単位部材(U1 、U2) を多段に積み重ねることによって形成され、熱交換すべき二つの流体の一方が流れる第1の流路(L1)と他方が流れる第2の流路(L2)とを備え、上記第1の流路(L1)と第2の流路(L2)は、それぞれ各流体の導入側および排出側が互いに交差流となり、途中部が対向流となるように屈曲している熱交換エレメントにおいて、上記一対の単位部材(U1 、U2) は、それぞれ紙材で構成されたライナ(10 、20) と、ライナ(10 、20) の一方の面に、所定間隔毎に同一方向に沿って固着され、上記各流路(L1 、L2) を区画する複数の屈曲リブ(11a、21a)からなるリブ群(11 、21) と、上記ライナ(10 、20) の一方の面の上記リブ群(11 、21) の両側に固着され、少なくとも一部が上記屈曲リブ(11a、21a)の両端部に沿って延びる第1の縁材(12 、22) と、上記ライナ(10 、20) の他方の面に固着され、少なくとも一部が上記屈曲リブ(11a、21a)の両端部と交差する方向に延びる第2の縁材(13 、23) とをそれぞれ備え、第1の縁材(22 、12) の高さ(h1)と第2の縁材(13 、23) の高さ(h2)との和が、上記屈曲リブ(21a、11a)の高さ(H) と等しく設定していることを特徴とする熱交換エレメント。
IPC (2件):
F28F 3/06 ,  F28F 3/08 301

前のページに戻る