特許
J-GLOBAL ID:200903093167190115
制動力制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-111947
公開番号(公開出願番号):特開平6-321087
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】左右輪の制動力差が大きく生じているような場合にあっても、ヨーレートの急激な変化を抑制し、車両の挙動を安定化し得るフェイルセーフ制御の可能な制動力制御装置を提供する。【構成】増圧用及び減圧用アクチュエータの何れか一方がフェールした場合には,フェールしていないアクチュエータで目標制動圧を達成するためにホイルシリンダ圧の増減圧を行うこととし、例えば異常検出前の車速と目標差圧とが共に大きい異常モード1では,運動目標値に追従する目標差圧が発生するように目標制動圧を算出し、異常検出前の車速若しくは目標差圧の何れかが小さい異常モード3では,非制御の通常制動圧に一定の割合で戻すように目標制動圧を算出し、車速及び目標差圧が両運動状態の中庸をなすような異常モード2では,小さめに設定された目標差圧が発生するように目標制動圧を算出する構成とした。
請求項(抜粋):
車両の操舵状態を検出する操舵状態検出手段と、車両の前後方向速度を検出する速度検出手段と、前記操舵状態検出手段及び速度検出手段からの信号を入力して車両の運動目標値を設定する運動目標値設定手段と、前輪及び後輪の少なくとも一方に配設された左右の制動手段と、前記運動目標値設定手段で設定された運動目標値を制御対象となる車両で実現するために必要な前記制動手段の目標制動力を算出する目標制動力算出手段と、前記左右の制動手段の制動力を前記目標制動力と一致するように独立に制御するための制動力増加手段と制動力減少手段とを制御する制動力制御手段とを備えた制動力制御装置において、前記制動力増加手段及び制動力減少手段の異常を検出する異常検出手段を備え、前記目標制動力算出手段は、前記異常検出手段が前記制動力増加手段及び制動力減少手段の何れか一方の異常を検出したときに,異常時の車両の運動状態に応じて何れか異常でない前記制動力増加手段及び制動力減少手段で達成すべき前記左右の制動手段の目標制動力を算出する異常時目標制動力算出手段を備えたことを特徴とする制動力制御装置。
IPC (2件):
引用特許:
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