特許
J-GLOBAL ID:200903093169623337

コイル状に折り曲げ自在な支持部材を備えている折り畳み式布構造体及び該構造体を折り畳む方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-318523
公開番号(公開出願番号):特開2001-140503
出願日: 2000年10月18日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】 コイル状に折り曲げ自在な支持部材を備えている折り畳み式布構造体及び該構造体を折り畳む方法を提供する【解決手段】 折り畳み式布構造体は2つの壁部材(2、4)を有している。各壁部材はコイル状に折り曲げ自在なフレーム(8)を有している。構造体が膨張しているときは、各フレームは、対向する1対の側部を有するループを形成する。壁部材を折り畳む際、各フレームは3つのループからなるコイル形状に折り曲げられる。2つの壁部材の間に分離力を発生させるために、長尺なアーチ形成部材(11)が提供され、該アーチ形成部材は1対の自由端(12、13)を有している。各自由端は2つの壁部材のうちの1つに連結されている。アーチ形成部材は、その表面にて繊維が螺旋状に巻かれているガラス強化エポキシロッドであることが好ましい。構造体は、ピラミッド、立方体、或いは遊戯用家屋の形状を有することができる。
請求項(抜粋):
第1及び第2壁部材(2、4)から成る折り畳み式布構造体(1)であって、前記第1壁部材及び前記第2壁部材のそれぞれは、コイル状に折り曲げ自在なフレーム(8)を有しており、前記フレームは、前記構造体が膨張しているとき、対向する1対の側部を有するループを形成し、前記構造体が折り畳まれているとき、3つのループからなるコイル形状に折り曲げられ、前記第1壁部材の側部は前記第2壁部材の側部に接続されており、前記第1壁部材の側部と前記第2壁部材の側部との接続は、弾性材で形成されている長尺なアーチ形成部材(11)によって行われ、前記アーチ形成部材は1対の第1自由端(12)及び第2自由端(13)を有し、前記アーチ形成部材は、前記構造体が折り畳まれているときはコイル状に折り曲げられ、前記構造体が膨張しているときはアーチを形成し、前記アーチは、前記第1自由端から前記第1壁部材の側部の少なくとも一部に沿い前記第2壁部材の側部に渡り、前記第2壁部材の側部の少なくとも一部に沿って前記第2自由端まで延びており、前記アーチ形成部材は、前記第1壁部材と前記第2壁部材との間に分離力を発生させていることを特徴とする構造体。

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