特許

J-GLOBAL ID：200903093170661714

脱臭材料

発明者： 須郷 高信 ,  紺田 勝久 ,  岩崎 謙治 ,  高橋 英生 ,  佐々木 雅美
出願人/特許権者： 日本原子力研究所 ,  矢崎総業株式会社
代理人 (1件)： 社本 一夫 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-330164
公開番号（公開出願番号）：特開平11-155939
出願日： 1997年12月01日
公開日（公表日）： 1999年06月15日
要約：

【要約】【課題】 悪臭ガスを迅速、かつ効率よく脱臭できる材料とその製造方法【解決手段】 電子線、γ線などの電離作用を活用して、熱可塑性樹脂(例えば、ポリエチレンなど)からなり、予め2次加工された繊維、織布、不織布、中空繊維、多孔質膜、多孔性繊維などの高分子成形体を励起したのち、この高分子成形体にグリシジルメタアクリレートなどの反応性単量体を重合度100から5000でグラフト重合させて長鎖分岐を導入し、さらにこの長鎖分岐に、水酸基と、酸(好ましくは硫酸)で処理したイミド基又は/及びアミド基と、銅やコバルトなどの遷移金属又は/及びアルカリ土類とを化学的に結合させることにより、新しい化学構造を有し、長鎖分岐に化学的に結合する水酸基の導入比率がイミド基又は/及びアミド基の2倍以上である脱臭材料。

請求項（抜粋）：

結晶性高分子成形体にグラフト重合法で長鎖分岐を導入し、その長鎖分岐に、水酸基と酸で処理したイミド基又は/及びアミド基とアルカリ土類又は/及び遷移金属が化学的に結合された脱臭材料。

IPC (3件)：

A61L 9/01 ,  B01D 15/04 ,  B01J 20/26

FI (3件)：

A61L 9/01 H ,  B01D 15/04 ,  B01J 20/26 A