特許

J-GLOBAL ID：200903093173676917

渦電流式減速装置の制動ドラム支持構造

発明者： 小林 晋 ,  山田 忠治 ,  桑原 徹
出願人/特許権者： いすゞ自動車株式会社
代理人 (1件)： 山本 俊夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-087465
公開番号（公開出願番号）：特開平10-271800
出願日： 1997年03月22日
公開日（公表日）： 1998年10月09日
要約：

【要約】【課題】 制動ドラムの端壁面に結合した良導体からなる環状体が不連続なものにならないように、支持腕を制動ドラムに結合し、かつ制動ドラムと支持腕との結合部に熱応力や熱歪みが発生するのを抑えるようにする。【解決手段】 回転軸4に複数の支持腕12を介して結合した鉄製の制動ドラム13と、制動ドラム13の内部にあつて制動ドラム13の内周面に対向しかつ周方向等間隔に多数の磁石20を有する磁石支持筒19とを備える。制動ドラム13の端壁面13dに、良導体からなる環状体41を、環状体41の内周面は制動ドラム13の内周面13cと連続するが磁石20に対向しないように結合する。支持腕12の先端部12aは制動ドラム13の外周壁13bに溶接により結合する。

請求項（抜粋）：

回転軸に複数の支持腕を介して結合した鉄製の制動ドラムの内部に、該制動ドラムの内周面に対向しかつ周方向等間隔に多数の磁石を有する磁石支持筒を同心に配設し、前記制動ドラムの端壁面に、良導体からなる環状体を、該環状体の内周面は前記制動ドラムの内周面と連続するが前記磁石に対向しないように結合した渦電流式減速装置において、前記支持腕の先端部は前記制動ドラムの外周壁に溶接により結合されることを特徴とする、渦電流式減速装置の制動ドラム支持構造。