特許
J-GLOBAL ID:200903093174342257

燃料電池発電装置起動時の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-350228
公開番号(公開出願番号):特開平6-176782
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池発電装置の起動時の助燃を終了させるときの急激な流量の変化をなくし、圧力の急激な変動を防止する。【構成】 改質器10で改質された燃料を燃料電池Iのアノード3に供給する。アノード出口ガスのライン19と燃焼用空気のライン9のほかに、天然ガス供給ライン26を改質器10の燃焼室に接続する。改質器10の燃焼室からの燃焼排ガスを燃料電池Iのカソード2に供給する。天然ガス供給ライン26に遮断弁27と流量調節弁28を設ける。上記カソード2とアノード3の極間差圧を差圧計29で計測し、助燃終了時に該差圧が変動しないように制御器30で流量調節弁28を調節して天然ガスの流量をコントロールし、流量の急激な変化を抑える。
請求項(抜粋):
改質器で改質された燃料を燃料電池のアノードに供給し、アノードから排出されたアノード出口ガスと燃焼用空気を改質器の燃焼室で燃焼させて、燃焼排ガスを改質器から燃料電池のカソードに供給するようにしてある燃料電池発電装置の起動後、カソード側で必要とする炭酸ガスが一時的に不足するのを天然ガスを燃焼させて補給するため助燃を行う起動時の運転方法において、改質器の燃焼室に供給する天然ガスの供給ラインに遮断弁のほかに設けた流量調節弁を、上記カソードとアノードの極間差圧の信号で調節できるようにして、助燃終了時に、上記カソードとアノードの極間差圧が変動しないように上記流量調節弁の開度を徐々に小さくして天然ガスの供給流量を減らして行き、該流量調節弁が閉じたときに上記遮断弁を閉じることを特徴とする燃料電池発電装置起動時の運転方法。

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