特許
J-GLOBAL ID:200903093175434872

遊星歯車式変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-049819
公開番号(公開出願番号):特開平7-239000
出願日: 1994年02月23日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 各1個の遊星歯車装置と締結要素を取り外すだけで安価に前進5速から前進4速の変速装置へ転換できる遊星歯車式変速装置とする。【構成】 順に第1〜第3の遊星歯車装置4〜6が設けられ、遊星歯車装置4の入力軸3側には、第1〜第3クラッチC1〜C3および第1、第2のブレーキB1、B2が配設され、遊星歯車装置5、6の間に、第3ブレーキB3が配置されて、前進5速後進1速が得られる。クラッチC1とブレーキB3を締結すると、入力軸の回転は第2サンギヤ5sおよび第3サンギヤ6sに伝達され、第3リングギヤ6rが固定される。これにより、遊星歯車装置6で減速された回転が第3キャリア6cに連結された出力軸7に伝達され、前進第1速が得られる。このブレーキB3と遊星歯車装置6は前進第1速時においてだけ作動するから、これらを取り外すと前進4速の変速装置となる。
請求項(抜粋):
トランスミッションケース内に、入力軸から出力軸の間に順次第1、第2、第3の遊星歯車装置を備え、締結要素の選択作動により少なくも前進5速の変速段を得る遊星歯車式変速装置において、前記第2の遊星歯車装置のサンギヤを第1回転メンバとし、前記第1の遊星歯車装置のキャリアと第2の遊星歯車装置のリングギヤを連結して第2回転メンバとし、前記第1の遊星歯車装置のサンギヤを第3回転メンバとし、前記第1の遊星歯車装置のリングギヤと第2の遊星歯車装置のキャリアを連結して第4回転メンバとし、前記第1回転メンバを第1の締結要素で入力軸に結合可能とし、前記第2回転メンバを第2の締結要素で入力軸に結合可能とするとともに、第5の締結要素で固定可能とし、前記第3回転メンバを第3の締結要素で入力軸に結合可能とするとともに、第4の締結要素で固定可能とし、前記第3の遊星歯車装置のリングギヤを第5回転メンバとし、該第5回転メンバを第6の締結要素で固定可能とし、前記第5回転メンバの内側に隣接する回転部材を前記第4回転メンバならびに出力軸に連結し、前記第3の遊星歯車装置の残る回転部材を第2の遊星歯車装置の対応する回転部材と連結したことを特徴とする遊星歯車式変速装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-076950
  • 特開平1-316552
  • 特開昭50-064660
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