特許
J-GLOBAL ID:200903093182251465

水素発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-021686
公開番号(公開出願番号):特開2003-221201
出願日: 2002年01月30日
公開日(公表日): 2003年08月05日
要約:
【要約】【課題】 水素の発生を迅速に行うと共に水素発生量が大であり,また廃液の処理が容易である上,触媒として安価なものを用いて水素発生コストの低減を図り得るようにした水素発生装置を提供する。【解決手段】 水素発生装置は,Mg合金粉末p(ペレット19)と水42とを反応させて水素を発生させるものであって,下部にMg合金粉末pを収容する粉末貯蔵部18を有し,その粉末貯蔵部18のMg合金粉末p上方の空間を水素溜め室21とした密封容器6と,その密封容器6に付設されて,水42を粉末貯蔵部18に供給する水供給器7を有する。Mg合金粉末pとしては,粒状Mgと,その粒状Mgの表面および内部に存在する複数の触媒金属微粒子とよりなるMg合金粒子の集合体に水素化処理を施したものが用いられる。触媒金属微粒子にはNi微粒子,Fe微粒子等が該当する。
請求項(抜粋):
Mg合金粉末(p)と水(42)とを反応させて水素を発生させる装置であって,下部にMg合金粉末(p)を収容する粉末貯蔵部(18)を有し,その粉末貯蔵部(18)のMg合金粉末(p)上方の空間を水素溜め室(21)とした少なくとも1つの密封容器(6)と,その密封容器(6)に付設されて,水(42)を前記粉末貯蔵部(18)に供給する水供給器(7)とを有し,前記Mg合金粉末(p)として,粒状Mg(58)と,その粒状Mg(58)の表面および内部に存在する複数の触媒金属微粒子(59)とよりなるMg合金粒子(60)の集合体に水素化処理を施したものを用い,前記触媒金属微粒子(59)はNi微粒子,Ni合金微粒子,Fe微粒子,Fe合金微粒子,V微粒子,V合金微粒子,Mn微粒子,Mn合金微粒子,Ti微粒子,Ti合金微粒子,Cu微粒子,Cu合金微粒子,Ag微粒子,Ag合金微粒子,Ca微粒子,Ca合金微粒子,Zn微粒子,Zn合金微粒子,Zr微粒子,Zr合金微粒子,Co微粒子,Co合金微粒子,Cr微粒子,Cr合金微粒子,Al微粒子およびAl合金微粒子から選択される少なくとも一種であることを特徴とする水素発生装置。
IPC (3件):
C01B 3/08 ,  C01B 3/06 ,  C01B 6/04
FI (3件):
C01B 3/08 Z ,  C01B 3/06 ,  C01B 6/04

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