特許
J-GLOBAL ID:200903093186247489

エステル系高分子ポリオール組成物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-065019
公開番号(公開出願番号):特開平10-259295
出願日: 1997年03月18日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ウレタンの原料として用いられた場合に、耐熱性、耐熱水性、耐加水分解性等に優れたポリウレタンが得られる、エステル系高分子ポリオール組成物、及びその製造方法を提供する。【解決手段】 エステル系高分子ポリオールに含有されるチタン系エステル化触媒の活性を低下させた後、リン化合物を、チタン系触媒中のTi原子1モルに対してリン化合物中のP原子の割合が1モル以上となるように配合してなる組成物であって、ウレタン化反応速度定数(k)が0.15(リットル/モル・分)以下であり、且つ該組成物を200°Cで1時間加熱した後のkが0.40(リットル/モル・分)以下であるエステル系高分子ポリオール組成物。
請求項(抜粋):
チタン系エステル化触媒を使用して製造されたエステル系高分子ポリオールに、下記の一般式(1)〜(3);【化1】(式中、aおよびjはそれぞれ0または1を表し、R1〜R3はそれぞれ炭化水素基を表す。但し、aが1の場合には、R1〜R3のうち少なくとも1つは脂肪族炭化水素基または脂環式炭化水素基である。)【化2】(式中、b、c、kおよびlはそれぞれ0または1を表し、R4およびR5はそれぞれ炭化水素基を表す。)【化3】(式中、d、e、mおよびnはそれぞれ0または1を表し、R6〜R9はそれぞれ炭化水素基を表し、R10は二価の炭化水素基を表す。但し、dとeがともに1の場合には、R6〜R10のうち少なくとも1つは脂肪族炭化水素基または脂環式炭化水素基である。)で示されるリン化合物から選ばれる少なくとも1種を、チタン系エステル化触媒中のチタン原子1モルに対してリン化合物中のリン原子の割合が1モル以上となるような割合で配合してなるエステル系高分子ポリオール組成物であって、90°Cで測定した4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネートとのウレタン化反応速度定数が0.15(リットル/モル・分)以下であり、且つ該エステル系高分子ポリオール組成物を200°Cで1時間加熱した後の、90°Cで測定した4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネートとのウレタン化反応速度定数が0.4(リットル/モル・分)以下であることを特徴とするエステル系高分子ポリオール組成物。
IPC (5件):
C08L 67/00 ,  C08G 18/42 ,  C08K 5/51 ,  C08L 75/06 ,  C08G 63/85
FI (5件):
C08L 67/00 ,  C08G 18/42 Z ,  C08K 5/51 ,  C08L 75/06 ,  C08G 63/85

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