特許
J-GLOBAL ID:200903093193913206

エンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-100138
公開番号(公開出願番号):特開平8-270483
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 酸素濃度センサの素子温度が活性温度に達した状態でセンサ上流に2次エアを供給するに際の酸素濃度センサの被水による素子割れを抑止する。【構成】 排気系の触媒と2次エア供給通路の接続位置との間に2次エア故障診断用のO2センサを設けたものにおいて、O2センサのヒータをイグニッションがオンになると同時にオンにし、2次エア故障診断の判定実行条件がオンになるとオフにする。そして、O2センサの素子温度が例えば350 ゚Cまで下がった時に短時間2次エアを供給して2次エア供給系から凝縮水を放出する。そして、ヒータをオンに戻してO2センサの素子温度を上昇させ、素子温度が活性温度に達したところで正規の2次エア故障診断を実行する。
請求項(抜粋):
排気系の触媒上流に2次エアを供給可能な2次エア供給系を備えるとともに、前記触媒上流で2次エア供給通路の接続位置下流にセラミック系センサ素子により構成され素子加熱用ヒータが付設された酸素濃度センサを備えたエンジンの制御装置であって、前記酸素濃度センサの素子温度が活性温度に達した状態を検出するセンサ活性化検出手段と、前記酸素濃度センサの素子温度が活性温度に達した状態で触媒上流に2次エアを供給するよう前記2次エア供給系を制御する2次エア供給制御手段と、前記酸素濃度センサの素子温度が一旦活性温度に達した後で前記2次エア供給制御手段による制御に先駆けて予備的にエアを供給するよう前記2次エア供給系を制御するプリエア供給制御手段と、前記酸素濃度センサの素子温度が活性温度に達し前記プリエア供給制御手段による制御によって予備的にエアを供給する前に前記酸素濃度センサの素子温度を活性温度より低い所定の温度まで下げ、予備的にエアを供給した後で、前記酸素濃度センサの素子温度を活性温度まで上昇させるよう前記ヒータへの通電を制御する素子温度制御手段を設けたことを特徴とするエンジンの制御装置。

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