特許
J-GLOBAL ID:200903093200296587

紙葉類鑑別の基準データ作成方法及び装置並びに基準データ作成プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-189913
公開番号(公開出願番号):特開平11-039535
出願日: 1997年07月15日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 最適な許容範囲を設定し、認識率を悪化させないような紙葉類鑑別の基準データ作成方法等を得る。【解決手段】 演算部33が、紙葉類の特定領域の印刷パターンの複数のサンプルを濃度値別に集計した濃度値別集計データが入力されると、その総和であるサンプルの数に基づいて、複数のサンプルの中央に位置するサンプルを特定し、あらかじめ定められた許容範囲確率に基づいて、中央に位置するサンプルから鑑別の許容範囲の上限までの個数及び中央に位置するサンプルから鑑別の許容範囲の下限までの個数を算出する工程と、しきい値算出部34が、中央に位置するサンプル及び鑑別の許容範囲の上限までの個数に基づいて上限濃度値を算出し、また中央に位置するサンプル及び鑑別の許容範囲の下限までの個数に基づいて下限濃度値を算出して、基準データとして出力する工程とを有している。
請求項(抜粋):
紙葉類の特定領域の印刷パターンの複数のサンプルの濃度値を濃度値別に集計した濃度値別集計データを入力する工程と、前記濃度値別集計データの総和である前記サンプルの数に基づいて、前記複数のサンプルの中央に位置するサンプルを特定する工程と、あらかじめ定められた許容範囲確率に基づいて、前記中央に位置するサンプルから鑑別の許容範囲の上限までの個数及び前記中央に位置するサンプルから鑑別の許容範囲の下限までの個数を算出する工程と、前記中央に位置するサンプル及び前記鑑別の許容範囲の上限までの個数に基づいて上限濃度値を算出し、また前記中央に位置するサンプル及び前記鑑別の許容範囲の下限までの個数に基づいて下限濃度値を算出する工程と、前記上限濃度値及び前記下限濃度値を前記紙葉類の特定領域の印刷パターンの濃度値として許容される範囲の基準データとして出力する工程とを有することを特徴とする紙葉類鑑別の基準データ作成方法。
IPC (2件):
G07D 7/00 ,  G06T 7/00
FI (2件):
G07D 7/00 H ,  G06F 15/62 410 A

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