特許
J-GLOBAL ID:200903093201957870

過冷却水生成熱交換器の伝熱管構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-252777
公開番号(公開出願番号):特開平10-103718
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】気液界面付近から下流側に亘る下流側部分での水の凍結を防止する。【解決手段】冷媒循環回路と水循環回路とを備え、蓄熱熱交換器で水を冷却して過冷却状態にし、この水に氷核生成器で生成した氷核を混入して過冷却状態を解消して製氷する装置に対し、蓄熱熱交換器の容器内の各伝熱管49の周囲に冷媒を流通させる冷媒流通部48c を備え、冷媒流通部内の冷媒と各伝熱管内を流通する水との間で熱交換を行う。各伝熱管の上流側部分49a でのみフィン81を設ける。各伝熱管に、下流側部分49b での各伝熱管の管壁温度の局部的な低下を抑制する管壁温度抑制手段82を設ける。管壁温度抑制手段82を、フィンを設けずに平滑管のままとなる各伝熱管の下流側部分により構成する。
請求項(抜粋):
蓄熱水の過冷却状態を解消して氷を生成する蓄熱循環回路(B) と、冷媒循環回路(A) とが接続されて、冷媒と蓄熱水とを熱交換させ、該蓄熱水を過冷却状態まで冷却する過冷却水生成熱交換器において、筒状容器(48)内に、上下方向に延び且つ蓄熱水が管内を流れる複数の伝熱管(49)が設けられ、上記容器(48)内における伝熱管(49)の外側は、冷媒循環回路(A) の冷媒が容器(48)の下部より流入して容器(48)の上部より流出するように該冷媒が流れる冷媒流通部(48c) に構成される一方、上記各伝熱管(49)には、冷媒の気液界面(G) 付近から下流側の下流側部分(49b) における管壁温度(K) の局部的な低下を抑制する管壁温度抑制手段(82)が設けられていることを特徴とする過冷却水生成熱交換器の伝熱管構造。
IPC (3件):
F24F 5/00 102 ,  F28D 1/053 ,  F28F 1/40
FI (3件):
F24F 5/00 102 L ,  F28D 1/053 Z ,  F28F 1/40 F

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