特許
J-GLOBAL ID:200903093206660540

車両走行制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂泉 修司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-265097
公開番号(公開出願番号):特開平8-127268
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】オートクルーズ装置においては車間距離をもとに車速が調整されるが、車間距離が急激に変化した時も、車速が急加減速されるのを避け、乗員に不快感を与えるのを防止し、後続車に対する安全を確保する。【構成】実車間距離が急激に変化した時には、この急激な変化を埋めるべき疑似車間距離を作り、実車間距離の代わりにこの疑似車間距離を用いて車速の調整を行う。例えば、前車が車線変更し実車間距離が急激に大きくなった時には、変化直前の実車間距離を徐々に増加させた疑似車間距離を作り、車速の急加速を避ける。また、割り込み車両により実車間距離が急激に小さくなった時には、割り込み車両との相対速度が正であれば急減速は必要ないので変化直前の実車間距離を維持させた疑似車間距離を作り車速の調整を行う。また、相対速度が負であれば、変化直前の実車間距離を徐々に減少させた疑似車間距離を作って車速の調整を行う。
請求項(抜粋):
自車と前車との実車間距離を検出する車間距離検出手段と、自車の車速を検出する車速検出手段と、車速調整手段と、該車速から算出された安全な目標車間距離よりも実車間距離の方が大きい場合には該車速調整手段により該車速を設定車速に一致するように調整させ、逆に該目標車間距離よりも実車間距離の方が小さい場合には該車速調整手段により減速して該目標車間距離を保つように制御する制御手段とを備えた車両走行制御装置において、該制御手段は、該実車間距離が設定値を越える変化をしたとき、該変化を徐々に吸収して行くための疑似車間距離を設定し、該疑似車間距離に基づいて該車速の調整を行うことを特徴とした車両走行制御装置。
IPC (3件):
B60K 41/20 ,  F02D 29/02 301 ,  G01S 17/93
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-238741
  • 特開平4-314638

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