特許
J-GLOBAL ID:200903093209649717

再生装置及びデータ蓄積方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-315695
公開番号(公開出願番号):特開平11-149705
出願日: 1997年11月17日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 データバッファリングを行う再生装置において、バッファメモリへのデータの書き繋ぎが常に正常に行われるようにして再生データの信頼性の向上を図る。【解決手段】 セクタアドレス領域のデータ内容を利用して、読まれたセクタアドレスの連続性とIED(エラー検出)結果とに基づいてセクタアドレス確定判定結果を得る。そして、バッファメモリがフルになった時点からさかのぼって最後にセクタアドレス確定判定結果が得られたセクタの書き込み位置を書き繋ぎポインタPoint・Rとして決定し、書き繋ぎ時にはここから、書き繋ぎポインタPoint・Rに対応するセクタデータ(N+3)から書き込んでいくようにする。
請求項(抜粋):
所定種類の記録媒体からデータを再生するデータ再生手段と、上記データ再生手段により得られた再生データが蓄積されるデータ蓄積手段と、所定の書き込み対応転送レートによって上記データ蓄積手段に対するデータの書き込みを行うと共に、上記書き込み対応転送レートよりも低速による読み出し対応転送レートによって上記データ蓄積手段に対するデータの読み出しを行うことのできるデータ書き込み/読み出し手段と、上記再生データから、所定の定義に従ってその内容が設定されたデータを抽出して、抽出したデータを品位検出用データとして出力する品位検出用データ抽出手段と、上記品位検出用データ抽出手段により上記データ蓄積手段に書き込まれる再生データから抽出した上記品位検出用データが入力され、入力された品位検出用データに基づいて所定規則に従って再生データの品位を判定する再生データ品位判定手段と、上記再生データ品位判定手段の判定結果に基づいて、上記データ蓄積手段に対して書き繋ぎが行われるべき再生データの論理的開始位置を決定する書き繋ぎデータ決定手段と、上記再生データ品位判定手段の判定結果に基づいて、上記データ蓄積手段に対して書き繋ぎが行われるべきときの書き繋ぎ開始アドレスを決定する書き繋ぎ開始アドレス決定手段とを備え、上記データ書き込み/読み出し手段は、データの書き繋ぎ開始時においては、上記書き繋ぎ開始アドレス決定手段により決定された書き繋ぎ開始アドレスに対して、上記書き繋ぎデータ決定手段により決定された再生データの論理的開始位置からデータの書き込みを実行するように構成されていることを特徴とする再生装置。

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