特許
J-GLOBAL ID:200903093211102016

アルミニウム電解コンデンサおよびコンデンサ素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-018326
公開番号(公開出願番号):特開2000-216058
出願日: 1999年01月27日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】耐充放電性能および耐リプル電流性能を大幅に向上させることのできる電解コンデンサおよびそれに用いるコンデンサ素子の製造方法を提供すること。【解決手段】 電解コンデンサ1において、リードタブ22の表面に陰極箔27と同様なエッチング箔からなる小片6が重ねられ、小片6は陰極リードタブ22とともに陰極箔27に対して一括して加締め6されている。このため、陰極リードタブ22が位置する部分で実際に陽極箔21に対向するのは、粗面化加工の施されたアルミニウム箔の小片6であり、陰極リードタブ22でない。小片6は、粗面化加工が施されている分、静電容量がかなり大きいので、陰極リードタブ22が位置する部分であっても放電時に高い電圧がかからない。それ故、過酷なリップル印加試験や充放電試験を行っても、陰極リードタブ22およびその周囲に皮膜生成が発生しないので、電解コンデンサ1内でのガス発生を防止できる。
請求項(抜粋):
アルミニウム製の陽極リードタブが電気的に接続された陽極箔と、アルミニウム製の陰極リードタブが電気的に接続された陰極箔とをセパレータを介して巻回または積層したコンデンサ素子に駆動用電解液を含浸してなるアルミニウム電解コンデンサにおいて、前記陰極リードタブの表面には、粗面化加工の施されたアルミニウム箔の小片が当該陰極リードタブに電気的接続した状態で重ねられていることを特徴とするアルミニウム電解コンデンサ。
IPC (2件):
H01G 9/008 ,  H01G 9/04 340
FI (3件):
H01G 9/04 355 ,  H01G 9/04 340 ,  H01G 9/04 358
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-107909
  • 特開平3-200314
  • コンデンサ及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-197684   出願人:ファーイーストエンジニアリング株式会社
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