特許
J-GLOBAL ID:200903093220785126

ベアリング用シール板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-068473
公開番号(公開出願番号):特開平8-270664
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 主にミニチュアベアリングに用いる薄鋼板製のシール板に於いて、外輪の肉厚が薄い場合でも、外輪に変形や破損を生じさせることなく、外輪の係止溝へ簡単且つ容易に嵌合できるようにする。【構成】 外周縁部が外輪2の内周面両端部に形成した内側面6a、底面6b及び外側面6cから成る環状の係止溝6内に嵌合されて外輪2と内輪3との間隙をシールするようにした薄鋼板製のベアリング用シール板1に於いて、前記シール板1の外周縁部に、係止溝6の内側面へ当接するシール部1bと、シール部1bに連設されて外面側へ向って漸次拡径するテーパ状のガイド部1cと、ガイド部1cに連設されて係止溝6の外側面6cに弾性的に当接する断面形状円弧状の係止部1dとを夫々形成し、前記ガイド部1c及び係止部1dに等角度毎にスリット1eを形成すると共に、シール板1の外径を外輪2の内周面端部の内径よりも若干大きめに形成する。
請求項(抜粋):
外周縁部が外輪(2)の内周面両端部に形成した内側面(6a)、底面(6b)及び外側面(6c)から成る環状の係止溝(6)内に嵌合されて外輪(2)と内輪(3)との間隙をシールするようにした薄鋼板製のベアリング用シール板(1)に於いて、前記シール板(1)の外周縁部に、係止溝(6)の内側面へ当接するシール部(1b)と、シール部(1b)に連設されて外面側へ向って漸次拡径するテーパ状のガイド部(1c)と、ガイド部(1c)に連設されて係止溝(6)の外側面(6c)に弾性的に当接する断面形状円弧状の係止部(1d)とを夫々形成し、前記ガイド部(1c)及び係止部(1d)に等角度毎にスリット(1e)を形成すると共に、シール板(1)の外径を外輪(2)の内周面端部の内径よりも若干大きめに形成したことを特徴とするベアリング用シール板。

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