特許
J-GLOBAL ID:200903093221834252

自動車ドア補強材用高強度焼入れ鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-256927
公開番号(公開出願番号):特開平5-065531
出願日: 1991年09月09日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 塗膜の形成が困難な高強度焼入れ鋼管の内周側表面の防錆性を向上させ、機械的性質及び防錆性に優れたインパクトバー等のドア補強材を得る。【構成】 C:0.10〜0.30重量%,Si:0.05〜0.50重量%,Mn:0.20〜1.50重量%を基本成分とし、他にCr,B等を含有する鋼材から得られた電縫鋼管を使用し、製品長さの短尺鋼管10に切断した後、両端開口部11,12に扁平加工等の成形加工を施す。この短尺鋼管を高周波誘導焼入れすることにより、引張り強さ130kgf/mm2 以上の補強材を得る。或いは、製品長さの整数倍の長さをもつ長尺鋼管を焼入れした後、所定の製品長さに切断して短尺鋼管とすることも可能である。【効果】 ドア補強材用高強度鋼管として要求される強度及び靭性を有すると共に、内周側表面の防錆性が向上し、長期使用における発錆に起因した外観劣化の防止及び補強材としての機能の確保が図られる。
請求項(抜粋):
C:0.10〜0.30重量%,Si:0.05〜0.50重量%,Mn:0.20〜1.50重量%,P:0.020重量%以下,S:0.020重量%以下及びAl:0.01〜0.10重量%を含有する電縫鋼管を高周波焼入れする自動車ドア補強材用高強度焼入れ鋼管の製造方法において、自動車ドア補強材の製品長さに相当する短尺鋼管に前記電縫鋼管を切断した後、前記短尺鋼管の両端開口部を閉じる成形加工を施し、次いで前記短尺鋼管を高周波焼入れすることを特徴とする自動車ドア補強材用高強度焼入れ鋼管の製造方法。
IPC (8件):
C21D 1/18 ,  B21C 37/15 ,  B21D 19/00 ,  B21D 53/86 ,  C21D 9/08 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/54

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