特許
J-GLOBAL ID:200903093230311890
アンチモン含有水の処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-211299
公開番号(公開出願番号):特開平8-071544
出願日: 1994年09月05日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 アンチモン含有水を高度処理する。【構成】 アンチモン含有水中に含まれたアンチモンをキレート樹脂に捕捉させ、キレート樹脂に吸着捕捉したアンチモンを溶離回収してアンチモン濃縮水とし、このアンチモン濃縮水に対してフェライト化反応処理を行う。フェライト化反応処理は、アンチモン濃縮水を85〜95°Cに昇温して第1鉄塩とアルカリを加え、次いで酸化性ガスを吹き込み、主としてフェライトを生成させる処理である。アンチモン濃縮水中のアンチモンは、フェライトの結晶格子に取り込まれて被処理液より除去される。
請求項(抜粋):
吸着・捕捉処理と、濃縮処理と、フェライト化反応処理と、固液分離処理とを有するアンチモン含有水の処理方法であって、吸着・捕捉処理は、アンチモン含有水に含まれるアンチモンを樹脂に吸着又は捕捉させる処理であり、濃縮処理は、アンチモンを吸着・捕捉した樹脂よりアンチモンを溶離回収してアンチモン濃縮水を生成させる処理であり、フェライト化反応処理は、アンチモン濃縮水に第1鉄イオンとアルカリを添加し、さらに酸化性ガスを吹込んで液中に生成したフェライト,オキシ水酸化鉄あるいはそれらの混合物に取り込んでアンチモンを沈殿させる処理であり、固液分離処理は、フェライト化反応により生成した沈殿物を液中より除去する処理であることを特徴とするアンチモン含有水の処理方法。
IPC (4件):
C02F 1/28 ZAB
, B01D 21/01 102
, C02F 1/52 ZAB
, C02F 1/62 ZAB
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