特許
J-GLOBAL ID:200903093234127482

端子金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-321879
公開番号(公開出願番号):特開平10-162874
出願日: 1996年12月02日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 電線に対する保持を確実に行う。【解決手段】 電線Wを圧接するための圧接部20と電線Wをかしめ固定するためのバレル部30との間に電線曲げ部40が設けられている。この電線曲げ部40には左右両側板21を叩き出すことにより上側突部41が形成され、底面23を叩き出すことにより下側突部42が形成されている。これにより、電線Wは圧接部20に圧接された後、上側突部41によって下方へ押し曲げられ、かつ下側突部42によって上方へ押し曲げられることになり、即ち、電線Wは圧接部20とバレル部30との間でクランプ状に押し曲げられることになる。従って、電線Wはバレル部30によって保持されるだけでなく、各突部41,42が電線Wの引っ張りに対してその動きを規制するから、電線Wの保持がより確実となる。
請求項(抜粋):
先端部には相手側端子金具と嵌合可能な接続部が形成され、その後方には電線被覆に切り込んで芯線との導通を図る圧接部が配され、さらにその後方には電線被覆を保持する固着部が配されてなる端子金具であって、前記圧接部と前記固着部との間には前記電線を屈曲して配索するための1以上の突部が形成されていることを特徴とする端子金具。

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