特許
J-GLOBAL ID:200903093248334294

生体組織の弾力特性測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 研二 ,  石田 純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-034301
公開番号(公開出願番号):特開2004-261220
出願日: 2003年02月12日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
【課題】生体の管部に挿通し、管部内側の生体組織の弾力特性を定量的に測定できる、生体組織の弾力特性測定装置を提供することである。【解決手段】弾力特性測定装置は、長棒状の探触子基部42と、探触子基部42に取り付けられ、生体組織に対し押付け戻し駆動される探触子50a,50cを備える。探触子は、板バネ52の先端に、応力検出基台56が設けられた略半球状の接触ボール58が取り付けられ、応力検出基台56に応力検出センサ60が配置される。また、板バネ52の反対側に受光素子が設けられ、これに対向して探触子基部42に発光素子が設けられ、この一対の発光素子と受光素子とで変位量検出センサ62a,62bを構成する。応力検出センサ60、変位量検出センサ62a,62bは、それぞれ信号線92,94で装置本体に接続され、生体組織の変位輪郭が算出され、応力と対応付けて表示される。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
生体の管部に挿通し、管部内側の組織の弾力特性を測定する生体組織の弾力特性測定装置であって、 生体の管部に挿通する探触子基部と、 探触子基部の挿通軸方向に沿った同じ挿通深さにおいて挿通軸周りに複数設けられ、生体の管部内側において生体組織に近接配置されて生体組織の複数の測定位置に対し押付け戻し駆動される複数の探触子と、 各探触子に設けられ、押付け戻し駆動されるときの生体組織からの反力から、各測定位置において生体組織に与える応力を検出する複数の応力検出センサと、各応力検出センサに対応して設けられ、探触子基部に対する各応力検出センサの変位量から各測定位置における生体組織の変位量を検出する複数の変位量検出センサと、 生体の管部の前記挿通深さにおいて、各測定位置の各変位量と、生体組織に応力を与えない状態の標準輪郭とに基づいて、押付け戻された生体の管部の変位輪郭を算出する変位輪郭算出部と、 押付け戻し駆動による変位輪郭の変化と、対応する各応力値の変化とをリアルタイムで表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする生体組織の弾力特性測定装置。
IPC (2件):
A61B5/00 ,  A61B5/20
FI (2件):
A61B5/00 101M ,  A61B5/20
Fターム (1件):
4C038DD00
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公平4-019862
  • 特公平3-054575
  • 特許第3151153号

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