特許
J-GLOBAL ID:200903093252631368
燃料油の分析方法およびその装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
駒津 敏洋
, 小原 二郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-194023
公開番号(公開出願番号):特開2005-030815
出願日: 2003年07月09日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】充分な専門的知識や設備がない船上等においても、燃料油中のAl+Si濃度を簡単かつ高精度に分析できるようにする。【解決手段】フィルタホルダ2内に、出口側ガスケット5,サポートスクリーン7,フィルタ6および入口側ガスケット4を順次挿入した後、蓋部材3を装着する。両ガスケット4,5に4個の濾過孔12a,13aと各濾過孔12a,13aを接続する十字状の分配通路12b,13bとからなる案内孔12,13をそれぞれ設ける。これにより、1回のサンプリング作業で4個のサンプルができ上がることになるが、各サンプルの濾過領域が、小型顕微鏡の視野以下の直径となるよう予め寸法設定しておく。Al+Si濃度は、一定以上の粒径のFCC触媒粒子の数からAl+Si濃度を換算する換算グラフを用いて行なう。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料油を定量サンプリングする工程と、
サンプリングした燃料油を定量の稀釈剤で稀釈する工程と、
稀釈した燃料油を、小型顕微鏡の視野以下の直径で、フィルタを用いて濾過する工程と、
濾過後のフィルタを洗浄し乾燥させる工程と、
フィルタで捕捉された一定以上の粒径のFCC触媒粒子の数を、小型顕微鏡を用いて計数する工程と、
FCC触媒粒子の数からAl+Si濃度を換算する換算手段を用いて、計数したFCC触媒粒子の数からAl+Si濃度を求める工程と、
を具備することを特徴とする燃料油の分析方法。
IPC (4件):
G01N33/22
, G01N1/10
, G01N1/28
, G01N15/06
FI (4件):
G01N33/22 B
, G01N1/10 C
, G01N15/06 E
, G01N1/28 L
Fターム (5件):
2G052AA08
, 2G052AB01
, 2G052ED03
, 2G052GA31
, 2G052HA00
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