特許
J-GLOBAL ID:200903093252938382

導電性フォームの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-196124
公開番号(公開出願番号):特開平9-025357
出願日: 1995年07月07日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【目的】 連泡性フォームの気泡壁表面等で、比較的少量の酸化剤によってピロールを効率的に酸化重合させ、優れた導電性を有するフォームを得る。簡易な工程によって、しかも高価なピロールを分散させたエマルジョンを繰り返し使用することができる導電性フォームの製造方法を提供する。【構成】 室温において、アクリレートラテックス160gに、15重量%過酸化水素水6g及び界面活性剤1gを添加し、これに更にエマルジョン中のピロール量が4重量%となるようにピロールを分散させた。このエマルジョンに連泡性ポリウレタンフォームを2分間浸漬し、取り出したフォームを脱水し、乾燥することなく、界面活性剤0.3gを添加した塩化第二鉄の1重量%水溶液450g中に2分間浸漬し、この水溶液中から取り出したフォームを60°Cで4時間乾燥し、抵抗値2.1×104 Ω・cmの導電性フォームを得た。
請求項(抜粋):
ピロール及び過酸化水素をラテックスに分散させて得られるエマルジョンに、連泡性フォームを浸漬し、その後、該連泡性フォームを該エマルジョン中より取り出し、脱水し、次いで、この脱水した連泡性フォームを、酸化剤水溶液に浸漬し、ピロールを酸化重合させ、その後、この浸漬した連泡性フォームを該酸化剤水溶液中より取り出し、脱水し、次いで、乾燥することを特徴とする導電性フォームの製造方法。
IPC (3件):
C08J 9/40 CFF ,  C08G 61/12 NLJ ,  C08L 75:04
FI (2件):
C08J 9/40 CFF ,  C08G 61/12 NLJ

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