特許
J-GLOBAL ID:200903093256424502
回転蓋等の開閉機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-276310
公開番号(公開出願番号):特開平5-097152
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 回転蓋等を任意の位置でその回転動作を停止させることができるようにする。逆方向へ所定以上の回転トルクを付与することにより係止が解除され該逆方向への回転を可能とする。また、閉成動作を緩和する。【構成】 回転蓋3等の一方の側端部31付近に、第1の回転軸、ワンウエイクラッチ及び粘性液体とが内蔵されたロータリダンパ1を配設する。回転蓋3等の他方の側端部32付近に、一方向へ回転可能な状態においては他方向への回転が阻止され、他方向へ所定以上の回転トルクを付与することがにより該他方向への回転が可能となるように配設された第2の回転軸を有する両方向係止クラッチ2を配設する。そして、該第1の回転軸と第2の回転軸とにより回転蓋3等を支持する。
請求項(抜粋):
両側端部付近に配設される回転軸を介し、不動部に対して、所定の回転角の範囲内で上下に開閉されるように取付けられた回転蓋等の開閉機構において、外筒体に対して粘性液体を介して回転可能に装填された中空回転軸と、一部が該外筒体の外方に突出せしめられるように該中空回転軸の中空部内に配設される第1の回転軸と、該中空回転軸と第1の回転軸との間に介在配設されるワンウエイクラッチとを有してなり、該第1の回転軸の突出部が前記不動部と回転蓋等とのいずれか一方に、該外筒体が前記不動部と回転蓋等とのいずれか他方に固定されて、回転蓋等の一方の側端部付近に配設されるロータリダンパと、ケーシングと、一方向へ回転可能な状態においては他方向への回転が阻止されると共に、他方向に対して所定以上の回転トルクを付与することにより該他方向への回転が可能となると同時に、所定以上の回転トルクを付与しない限り一方向への回転が阻止され得るように該ケーシングから一部を突出させて配設された第2の回転軸を有し、該第2の回転軸の突出部が前記不動部と回転蓋等とのいずれか一方に、該ケーシングが前記不動部と回転蓋等とのいずれか他方に固定されて、回転蓋等の他方の側端部付近に配設される両方向係止クラッチと、を有することを特徴とする回転蓋等の開閉機構。
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