特許
J-GLOBAL ID:200903093256725880

氷蓄熱システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087727
公開番号(公開出願番号):特開平8-261522
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 蓄氷量の変化によっては単位時間あたりの利用可能な冷熱量が影響を受けず、しかも環境に悪影響を与えないようにすることである。【構成】 製氷機2で製造した氷を蓄氷室1に氷塊17として仕切板5上に搭載して貯蔵する。蓄氷室1の仕切板5の下部に形成された冷水室3には、熱負荷9と熱交換するための冷水が貯蔵される。真空ポンプ11で蓄氷室1内の圧力を0°Cの水の蒸気圧力近傍に保持し、スプレイ4から蓄氷室1内の氷塊17上に熱負荷9からの温水を散布する。スプレイ4の温水の散布により氷塊17が液化して冷水が冷水室3に流れ込み、その冷水を熱負荷に送水する。冷水室3の水位は、水位調整器12で一定に制御され、調整された冷水室からの冷水は製氷機2で氷を製造する際の水として貯水槽14に貯蔵される。
請求項(抜粋):
製氷機で製造した氷を氷塊として仕切板上に搭載して貯蔵し前記仕切板の下部に熱負荷と熱交換するための冷水を貯蔵する冷水室を形成した蓄氷室と、前記蓄氷室内の圧力を0°Cの水の蒸気圧力近傍に保持するための真空ポンプと、前記蓄氷室内の仕切板上に搭載して貯蔵された氷塊上に前記熱負荷からの温水を散布するスプレイと、前記スプレイの温水の散布により前記氷塊が液化して前記冷水室に流れ込んだ冷水を前記熱負荷に送水するための循環ポンプと、前記冷水室の水位を一定に制御するための水位調整器と、前記水位調整器で調整された前記冷水室からの冷水を流入し前記製氷機で氷を製造する際の水として貯蔵するための貯水槽とを備えたことを特徴とする氷蓄熱システム。

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