特許
J-GLOBAL ID:200903093261009262

投写型カラー画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-002181
公開番号(公開出願番号):特開平11-202279
出願日: 1998年01月08日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 画像の劣化を招くことなく、安価に構成できる投写型カラー画像表示装置を提供する。【解決手段】 合成器20は、ダイクロイック板21,22と全反射板23と樹脂ブロック24〜26とから構成される。樹脂ブロック24〜26は、ダイクロイック板21,22の基板となる平行板ガラスと同じ屈折率を有する樹脂からなり、ダイクロイック板21,22および全反射板23に密着させて配置される。これにより、合成器20内の屈折率が、液晶パネル14a〜14cに形成された各画像光の入射位置から射出位置までの間で一貫し、各画像光がダイクロイック板21,22を透過または反射する際に生じる非点収差が緩和される。しかも、樹脂ブロック24〜26の成形材料である樹脂は廉価で入手しやすいので、画像光の光路にガラス製のプリズムを配置する従来の合成器に比較して安価に構成することができる。
請求項(抜粋):
光源から放出された白色光を赤色光,青色光,緑色光の3つの色光に分解する分光器と、各色光の光路上に配置され、対応する色の画像を表示する第1ないし第3の透過型液晶パネルと、各透過型液晶パネルに形成された3つの画像の色光を合成する合成器と、各透過型液晶パネルからの光路長が同じになる位置に配置され、合成器からの色光をスクリーンに投写する投写レンズとからなる投写型カラー画像表示装置において、前記合成器は、平行板ガラスの表面にダイクロイック層を形成した第1及び第2のダイクロイック板と、全反射板と、光透過材とからなり、前記第1のダイクロイック板は、前記第1の透過型液晶パネルを透過した色光と前記第2の透過型液晶パネルを透過した色光とを透過と反射とによって合成するように配置され、前記第2のダイクロイック板は、前記第3の透過型液晶パネルを透過した色光と第1のダイクロイック板からの色光とを透過と反射とによって合成するように配置され、前記全反射板は、前記第3の透過型液晶パネルを透過した色光を第2のダイクロイック板に向けて反射するように配置され、前記光透過材は、前記平行板ガラスと同じ屈折率を有し、合成器の内部を充填するように、第1及び第2のダイクロイック板との間、第2のダイクロイック板と全反射板との間、第1の透過型液晶パネルと第1のダイクロイック板との間に配置されていることを特徴とする投写型カラー画像表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 530 ,  G03B 33/12
FI (3件):
G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 530 ,  G03B 33/12

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