特許
J-GLOBAL ID:200903093263861306

電極寿命に優れたNi-水素電池用水素吸蔵合金とその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-242236
公開番号(公開出願番号):特開平6-073466
出願日: 1992年09月10日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【構成】 AB4.7-5.2 型の水素吸蔵合金 (AはLaを20〜70重量%含み、残部がNd、Pr、Ce、Gd、Dyのうちの1種以上である希土類金属混合物、BはNiを主成分とする2種以上の金属) を、溶融状態から50°C/秒以上、好ましくは500 °C/sec以上の冷却速度で凝固させた後、真空中または不活性ガス中で 550〜950 °C×2〜5時間の歪取焼鈍を行うことにより製造する。【効果】 得られた水素吸蔵合金は、成分偏析が少なく、耐食性に優れるので、Ni-水素電池の負極とした時の電極寿命が長い。平均結晶粒径5〜25μmの微細結晶粒の合金が得られ、初期活性化が容易で、急速充電・放電が可能。A元素がNdかPrを合計で5重量%以上含み、溶融状態からの冷却速度が500 °C/秒以上であると、耐食性および電極寿命が一層向上する。
請求項(抜粋):
A元素がLaを20〜70重量%含み、残部がNd、Pr、Ce、Gd、Dyのうちの1種以上である希土類金属の混合物、B元素がNiを主成分とする2種以上の金属であるABN 型金属間化合物構造(N=4.7〜5.2)を有するNi-水素電池用水素吸蔵合金の製造方法であって、溶融状態から50°C/秒以上の冷却速度で凝固させた後、真空中または不活性ガス雰囲気中で 550〜950 °Cの温度範囲において2〜5時間の焼鈍を行うことを特徴とする、電極寿命に優れたNi-水素電池用水素吸蔵合金の製造方法。
IPC (5件):
C22C 1/00 ,  C22C 19/00 ,  C22C 19/03 ,  H01M 4/24 ,  H01M 4/38
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-291363
  • 特開平3-188236

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