特許
J-GLOBAL ID:200903093280649370

スクロール型可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-079886
公開番号(公開出願番号):特開平5-280476
出願日: 1992年04月01日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 スクロール型圧縮機の可変容量機構の構造を簡単化すると共に、吐出容量が多段階に円滑に変化するようにする。【構成】 固定スクロール部材8の端部に外周部から中心部に向かうシリンダ8aを設け、このシリンダと作動空間Va1〜Va3とを連通させる複数個のバイパス孔からなるバイパス孔群8b を開口させると共にこれらのバイパス孔群を順次閉塞することができるプランジャ10をシリンダ8a内に挿入している。図示の位置にプランジャ10があるとき、多くの作動空間Va はバイパス孔群8b とシリンダ8aを介して吸入圧室Vs に通じて圧縮作用を行なわない状態にあるが、プランジャ10を外周部へ移動させると、バイパス孔群が順次閉塞されて有効な圧縮作用をする作動空間Va の数が増加して吐出容量が円滑に増大する。
請求項(抜粋):
固定スクロール部材と可動スクロール部材とを有し、これら一対のスクロール部材はそれぞれ渦巻き状の羽根とそれらの羽根を固定している端部とからなり、これらの固定及び可動スクロール部材が互いに噛み合って複数個の作動空間を形成するスクロール型圧縮機において、前記固定スクロール部材の前記端部に外周部から中心部に向かうシリンダを設けると共に、このシリンダと前記作動空間とを連通させる複数個のバイパス孔からなるバイパス孔群を、前記固定スクロール部材の端部に開口させ、更に、これらのバイパス孔群を順次閉塞することができるプランジャを前記シリンダ内に挿入したことを特徴とするスクロール型可変容量圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/00

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