特許
J-GLOBAL ID:200903093285868827

フッ素化アクリルラテックスおよびフッ素化メタクリルラテックスと、これらの混合物と、その製造方法と、疎水性塗料としての利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-294730
公開番号(公開出願番号):特開平8-208936
出願日: 1995年10月18日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 過剰量の会合剤を必要とせずに室温に近い条件で会合によって疎水性被覆となる被膜形成性のフッ素化(メタ)アクリルラテックス。フッ素化モノマーの含有率は大幅に減らしても被膜の耐水湿潤性および耐湿磨耗性が維持可能な新規ラテックス。【解決手段】 粒子を形成するためのフッ素化コモノマーとして〔化1〕(ここで、R<SP>1 </SP>はCH<SB>3 </SB>またはHを表し、R<SP>2 </SP>はパーフルオロ化C<SB>1 </SB>〜C<SB>10</SB>アルキル基を表し、0<n≦4である)で表されるフッ素化モノマー(I) のみを用いて水性媒体中で乳化重合で得られる粒子分散系または粒子分散系混合物で構成されるフッ素化(メタ)アクリルラテックス。フッ素化モノマー(I) はフッ素化構造粒子のシェルの80重量%以下であり、モノマーの総量に対するフッ素化モノマー(I)の割合は 1.8〜20重量%。【化1】
請求項(抜粋):
粒子を形成するためのフッ素化コモノマーとして〔化1〕:【化1】(ここで、R<SP>1 </SP>はCH<SB>3 </SB>またはHを表し、R<SP>2 </SP>はパーフルオロ化C<SB>1 </SB>〜C<SB>10</SB>アルキル基を表し、0<n≦4である)で表される1つまたは複数のモノマー(I) のみを用いて、水性媒体中で乳化重合で少なくとも一段階で得られる粒子分散系または粒子分散系混合物で構成されるフッ素化(メタ)アクリルラテックスであって、フッ素化モノマー(I) は一段階で形成された粒子中にランダムに分散しているか、二段階以上の重合で作られたコア/シェル型またはコア/中間層/シェル型の構造粒子のシェル中にランダムに分散されており、ラテックスは上記構造粒子の分散系で構成されるか、フッ素化構造粒子の少なくとも1つの分散系および/または上記フッ素化ランダム粒子の少なくとも1つの分散系とフッ素を有しないランダム粒子の少なくとも1つの分散系との混合物で構成され、フッ素化モノマー(I) はフッ素化構造粒子のシェルの80重量%以下であり、ラテックスの全粒子を構成するために使用されるモノマーの総量に対するフッ素化モノマー(I) の割合は 1.8〜20重量%である、ことを特徴とするフッ素化(メタ)アクリルラテックス。
IPC (5件):
C08L 33/16 LJG ,  C08F 2/22 MBS ,  C08F 2/44 MCS ,  C08L 51/00 LKQ ,  C09D133/16 PFY
引用特許:
審査官引用 (13件)
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