特許
J-GLOBAL ID:200903093288995790
晶析・分離装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-075974
公開番号(公開出願番号):特開平10-268091
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 短時間でかつ同時に硝酸溶液の冷却晶析と固液分離を行うことができ、この冷却晶析及び固液分離のプロセスを大幅にコンパクト化できる。【解決手段】 回転容器11はアッパコーン11a及びロアコーン11bの各末広開口部11e,11fの周縁を互いに接合することにより内部に硝酸溶液17を貯留可能に形成され、アッパコーンの上端及びロアコーンの下端に鉛直方向に延びて接続されたシャフト12を中心に回転する。アッパコーンの周壁内部からロアコーンの周壁内部にかけて冷却液通路11cが形成され、この通路には回転容器内の硝酸溶液を冷却して硝酸化合物結晶17bを析出する冷却液が通過する。回転容器の最外周部には回転容器の回転による遠心力にて最外周部内面に堆積した硝酸化合物結晶を排出可能な結晶出口11dが形成され、この結晶出口は弁開閉機構16により開放可能に閉止される。
請求項(抜粋):
使用済核燃料を溶解したUとPuを含む硝酸溶液(17)、或いはピューレックス溶媒抽出プロセスにおいて共除染・分配工程から得られるU或いはPuを含む硝酸溶液(17)を冷却して硝酸化合物結晶(17b)を析出させ前記硝酸化合物結晶(17b)を含むスラリーから前記硝酸化合物結晶(17b)を分離する晶析・分離装置において、下端に末広開口部(11e)が形成されたアッパコーン(11a)と上端に末広開口部(11f)が形成されたロアコーン(11b)とを有し前記各末広開口部(11e,11f)の周縁を互いに接合することにより内部に前記硝酸溶液(17)を貯留可能に形成されかつ前記アッパコーン(11a)の上端及び前記ロアコーン(11b)の下端に鉛直方向に延びて接続されたシャフト(12)を中心に回転可能な回転容器(11)と、前記アッパコーン(11a)の周壁内部から前記ロアコーン(11b)の周壁内部にかけて形成され前記回転容器(11)内の前記硝酸溶液(17)を冷却して硝酸化合物結晶(17b)を析出する冷却液が通過可能な冷却液通路(11c)と、前記回転容器(11)の最外周部に形成され前記回転容器(11)の回転による遠心力にて前記最外周部内面に堆積した前記硝酸化合物結晶(17b)を排出可能な結晶出口(11d)と、前記結晶出口(11d)を開放可能に閉止する弁開閉機構(16)とを備えたことを特徴とする晶析・分離装置。
IPC (6件):
G21F 9/06 581
, B01D 9/02 601
, B01D 9/02 602
, B01D 9/02 605
, B01D 9/02 615
, C01G 43/00
FI (6件):
G21F 9/06 581 C
, B01D 9/02 601 C
, B01D 9/02 602 B
, B01D 9/02 605
, B01D 9/02 615 A
, C01G 43/00 A
前のページに戻る