特許
J-GLOBAL ID:200903093297615690

連続鋳造用タンディッシュにおける介在物除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-282815
公開番号(公開出願番号):特開平7-132353
出願日: 1993年11月11日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】タンディッシュを大型化することなく、品質の良好な鋳片を得る介在物除去方法。【構成】タンディッシュ内部に取鍋の注入ノズル1浸漬位置と流出口7間にわたって、注入ノズル方向から下堰2、上堰3、下堰4を順に設置し、1段目の下堰の高さh1と1〜2.5m以内である溶融金属収容深さHとの比(h1/H)を0.1以上0.5以下の範囲とし、更に下堰高さh1、2段目の上堰と3段目の下堰の重なり高さh2、3段目の下堰高さh3、2段目の上堰と3段目の下堰を結ぶ水平間隔S、注入ノズルと流出口を結ぶ4〜8m以内の水平間隔Lの関係を示す指数ηを次式により0.01以上とする堰配置条件を見出し、従来堰を有するタンディッシュに比し、介在物除去率が1.5倍以上向上した。式η={(L-S)×(h1×h2×h3)}/(L×H3)
請求項(抜粋):
取鍋から注入された溶融金属を連続鋳造鋳型に中継供給するタンディッシュにおいて、該タンディッシュ内部の取鍋の注入ノズル浸漬位置とタンディッシュ流出口間にわたって、該注入ノズル方向から下堰、上堰、下堰を順に設置し、1段目の下堰の高さh1 と1〜2.5m以内である溶融金属の収容深さHとの比(h1 /H)を0.1以上0.5以下の範囲とし、更に該下堰高さh1 、2段目の上堰と3段目の下堰の重なり高さh2 、該3段目の下堰高さh3、該2段目の上堰と3段目の下堰を結ぶ水平間隔S、注入ノズルと流出口を結ぶ4〜8m以内である水平間隔Lの関係を示す指数ηを次式により0.01以上と設定し、取鍋から注入される溶融金属を連続鋳造鋳型に中継供給することを特徴とする連続鋳造用タンディッシュにおける介在物除去方法。η={(L-S)×(h1 ×h2 ×h3 )}/(L×H3 )
IPC (4件):
B22D 11/10 310 ,  B22D 11/10 ,  B22D 43/00 ,  C21C 7/00

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