特許
J-GLOBAL ID:200903093301356670

ラックピニオン式油圧パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 根本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-341895
公開番号(公開出願番号):特開2002-145091
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】ハウジングに対する出力シャフトの軸方向のがたつきと軸方向寸法を低コストで低減できるドロップイン構造のラックピニオン式油圧パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】出力シャフト4の外周のピニオン7を覆うピニオンハウジング21と、出力シャフト4の周囲の油圧制御弁11を覆うバルブハウジング22とを連結する。ピニオン7と油圧制御弁11との間で出力シャフト4を支持する転がり軸受41の内輪41aは出力シャフト4に固定され、外輪41bの油圧制御弁11側端部はバルブハウジング22内の受け部44により受けられる。バルブハウジング22内周の雌ネジ45にねじ合わされて外輪41bを受け部44にピニオン7側から押し付ける雄ネジ部材46は、プレス成形された環状本体46aの外周にネジ山46bが転造されている。出力シャフト4外周とバルブハウジング22内周との間をシールするオイルシール51が、油圧制御弁11と転がり軸受41との間に配置される。
請求項(抜粋):
操舵により回転する出力シャフトと、その出力シャフトの外周に一体的に形成されるピニオンと、そのピニオンに噛み合うラックと、そのピニオンを覆うピニオンハウジングと、そのピニオンから軸方向に離れた位置において、その出力シャフトの周囲に設けられる油圧制御弁と、その油圧制御弁を覆うと共に、そのピニオンハウジングに連結されるバルブハウジングとを備えるラックピニオン式油圧パワーステアリング装置において、そのピニオンと油圧制御弁との間において、その出力シャフトを支持する転がり軸受が設けられ、その転がり軸受の内輪は出力シャフトに固定され、そのバルブハウジング内に、その転がり軸受の外輪の油圧制御弁側端部を受ける受け部が設けられ、その外輪を、その受け部にピニオン側から押し付ける雄ネジ部材が、そのバルブハウジングの内周に形成された雌ネジにねじ合わされ、その雄ネジ部材は、環状の本体の外周にネジ山を転造することで形成され、その出力シャフトの外周とバルブハウジングの内周との間をシールするオイルシールが、その油圧制御弁と転がり軸受との間に配置されていることを特徴とするラックピニオン式油圧パワーステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 5/22 ,  B21K 1/56
FI (2件):
B62D 5/22 ,  B21K 1/56
Fターム (2件):
3D033JB01 ,  4E087HA06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-090476
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-090476

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