特許
J-GLOBAL ID:200903093302904620

光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-276246
公開番号(公開出願番号):特開平10-124883
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 層ジャンプが安定的に行える光ディスク装置を提供すること。【解決手段】 既に合焦点にある層から他の層の合焦点へ移動する際に、ノイズ成分を除去したピックアップ駆動信号に上昇電圧や下降電圧を加算して、層の切替わり点で上昇電圧と下降電圧を切り換えるようにして、面振れやノイズの影響を受けずに、層ジャンプを安定に行うようにする。
請求項(抜粋):
片方の面に記録面をもつ層が2つ以上あるディスクを、光学的に再生又は記録再生する光ディスク装置において、ディスクの記録面にレーザー光線のフォーカスを合わせるための対物レンズと、対物レンズをディスクの記録面と垂直な方向に移動させ、対物レンズの焦点をディスクの記録面に合わせるための移動手段(3)と、対物レンズを駆動させる信号のノイズ成分を除去する手段(14)と、対物レンズを一時的にディスク表面に対して近づけるために必要な対物レンズを駆動させる一定の電圧値か、遠ざけるために必要な対物レンズを駆動させる一定の電圧値かを切り換える手段(18)と、ノイズ成分を除去した対物レンズを駆動させる信号に、上記切り換えられた一定の電圧値を加算する手段(17)と、ある記録面をもつ層から対物レンズを一時的にディスク表面に近づけたり、遠ざけたりすることで、別の記録面をもつ層へ移動する時に生じる層の切り換わり点を検出する手段(12)と、上記層の切り換わり点の検出手段からの検出信号により、上記一定の電圧値を切り換える手段を制御する手段と(13)と、を具備し、片方の面に記録面をもつ層が2つ以上あるディスクに対し、ある層の記録面の合焦点から、ノイズ成分が除去された対物レンズの駆動信号に一定の電圧値を加算した信号を対物レンズの移動手段に与えることで、強制的に対物レンズを別の層に移動させ、この移動の際に生じる上記層の切り換わり点において、対物レンズの移動手段に与える一定の電圧値を制御して、対物レンズが別の層の記録面の合焦点に引き込まれるようにしたことを特徴とする光ディスク装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る