特許

J-GLOBAL ID：200903093303493780

接着剤組成物

発明者： 藤木 弘直 ,  道又 薫 ,  岡見 健英
出願人/特許権者： 信越化学工業株式会社
代理人 (1件)： 岩見谷 周志
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-081663
公開番号（公開出願番号）：特開平5-247432
出願日： 1992年03月03日
公開日（公表日）： 1993年09月24日
要約：

【要約】【構成】 本発明の接着剤組成物は、下記式(1):RfCH2 CH2 (CH3 )SiO - (1)〔式中、Rfは、炭素原子数が1〜8のパーフルオロアルキル基である〕で表される単位を一分子中に平均して30モル%以上有し且つ分子鎖両端がビニル基で封鎖された高分子量のフルオロシリコーンポリマーと、上記式(1) で表される単位を一分子中に平均して30モル%以上有し且つ下記式(2):CH2 =CH(CH3 )SiO - (2)で表される単位を平均して3個以上有している低分子量のフルオロシリコーンポリマーとを使用し、これにオルガノハイドロジェンポリシロキサン及び SiH基少なくとも1個有しており、且つオキシラン基、ジアルコキシシリル基及びトリアルコキシシリル基の少なくとも1種の基を分子中に有しているオルガノシランもしくはオルガノポリシロキサンを配合したことを特徴とする。【効果】 この接着剤組成物は、ガソリンに対する耐性が極めて優れており、自動車部品の用途に好適に使用される。

請求項（抜粋）：

(A) 下記式(1):RfCH2 CH2 (CH3 )SiO - (1)〔式中、Rfは、炭素原子数が1〜8のパーフルオロアルキル基である〕で表される単位を一分子中に平均して30モル%以上有し且つ分子鎖両端がビニル基で封鎖されており、25°Cにおける粘度が1000〜100,000 cSt であるフルオロシリコーンポリマー、(B) 前記式(1) で表される単位を一分子中に平均して30モル%以上有し且つ下記式(2):CH2 =CH(CH3 )SiO - (2)で表される単位を平均して3個以上有しており、 SiO単位の数として示される平均重合度が10以上であり、25°Cにおける粘度が10〜1,000 cSt であるフルオロシリコーンポリマー、(C) 一分子中にケイ素原子に結合した水素原子を平均して2個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、(D) ケイ素原子に結合した水素原子またはアルケニル基を一分子中に少なくとも1個有しており、且つオキシラン基、ジアルコキシシリル基及びトリアルコキシシリル基から成る群より選択された少なくとも1種の基を分子中に少なくとも1個有しているオルガノシランもしくはオルガノポリシロキサン、(E) 白金もしくは白金系化合物、を含有して成る接着剤組成物。

IPC (3件)：

C09J183/07 JBF ,  C08F299/08 MRY ,  C09J183/05