特許
J-GLOBAL ID:200903093306451840

リンクを用いたプレスのスライド駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275373
公開番号(公開出願番号):特開平10-100000
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】プレスのスライドの昇降ストローク長さと、スライドの下死点位置を同一の装置で変えられ、ストローク長さの変更を大きく出来、しかもコンパクトな装置を提供する。【解決手段】所謂スライド調整装置をスライド3上部のフレーム1の棚部に設け、スライド3を昇降運動させるリンクの支点をプレス中心にあるコンロッドと干渉しない位置に配備させた。具体的に言えば、コンロッド13下部の滑り子14と第1支点ピン31の位置を左右方向にずらして、互いの干渉を避けやすい構造にするとともに、前記支点を出来るだけ内側に配置させて装置全体をコンパクトなものにする。
請求項(抜粋):
プレスのスライド(3)のストローク長さと下死点位置とを同一の装置で変える事が出来るリンクを用いたプレスのスライド駆動装置において、(イ)クランク軸(12)とコンロッド(13)とで構成されたクランク機構と、(ロ)前記コンロッド(13)の下端に連結されプレスのフレーム(1)に設けられた溝によって上下方向に可動に案内されている滑り子(14)と、(ハ)前記フレーム(1)に上下方向に位置調整可能で前記スライド(3)の中心部近傍でかつ前記滑り子(14)に対して左右方向にずらした位置に設けられた第1支点ピン(31)と、(ニ)前記第1支点ピン(31)とその一端部を連結された第1リンク(21)と、(ホ)この第1リンク(21)の他端部とその直角部で連結されるとともにこの直角部の対辺の一端部で前記滑り子(14)に連結された直角三角形リンク(22)と、(ヘ)この直角三角形リンク(22)に前記対辺の他端部でその一端部を連結された第3リンク(23)と、(ト)前記スライド(3)に固設され前記フレーム(1)によって案内されて昇降自在のプランジャ(6)と、このプランジャ(6)にその一端部を連結された第5リンク(25)と、(チ)この第5リンク(25)の他端部と前記第3リンク(23)の他端部とにその互いに隣接した角部で連結された三角形リンク(24)と、(リ)前記プランジャ(6)の真上に位置し前記フレーム(1)に設けられた第2支点ピン(37)とを有し、この第2支点ピン(37)と前記三角形リンク(24)の残りの角部とを連結するとともに、これら前記スライド(3)を駆動するリンク機構を左右対称に配備させたことを特徴とするリンクを用いたプレスのスライド駆動装置。
IPC (2件):
B30B 15/06 ,  B30B 1/14
FI (2件):
B30B 15/06 C ,  B30B 1/14

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