特許
J-GLOBAL ID:200903093310450808

アーク溶接終端処理部の溶接安定性判定方法及び安定性判 定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 好道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-289740
公開番号(公開出願番号):特開平11-123548
出願日: 1997年10月22日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 アーク溶接終端処理部の溶接現象の安定性の良否を迅速に判定し、溶接品質不良品の流出を防止する。【解決手段】 検出手段7,8で夫々溶接電流と溶接電圧を検出してアナログ信号を作る。各アナログ信号をA/Dコンバータ9でサンプリングしてデジタル信号にする。これらのデジタル信号に基づき、CPU10で1周期毎のアーク期間の溶接電流積分値標準偏差、1周期毎の短絡期間の溶接電流積分値標準偏差、1周期毎のアーク/短絡時間比率の標準偏差の3項目の内任意の1又は2項目以上を演算し、それぞれに対応する基準値との差が1つでも許容範囲を越えたら溶接が不安定または不良と判定して表示する。
請求項(抜粋):
短絡とアークを交互に繰り返しながら溶接をする消耗電極式ガスシールドアーク溶接の終端処理部アーク溶接安定性を判定するに際し、溶接電極(以下溶接ワイヤと称す)と被溶接材間の溶接電圧を検出する電圧検出手段と、溶接ワイヤと被溶接材間を流れる溶接電流を検出する電流検出手段を用いて出力されるアナログ出力信号を所定のサンプリング周波数でデジタル信号に変換して演算手段に入力し、終端処理部の溶接安定性の程度をあらわす次の3項目、(a)1周期毎のアーク期間の溶接電流積分値の標準偏差σ(∫IAndt)(b)1周期毎の短絡期間の溶接電流積分値の標準偏差σ(∫ISndt)(c)1周期毎のアーク/短絡時間比率の標準偏差σ(TAn/TSn)の内任意の1又は2項目以上を演算し、それぞれに対応する基準値と比較して、何れか1つでも基準値との差が予め設定した許容範囲を越えたときに終端処理部の溶接が不安定または不良であると判定することを特徴とするアーク溶接終端処理部の溶接安定性判定方法。
IPC (3件):
B23K 9/00 330 ,  B23K 9/073 545 ,  B23K 9/095 515
FI (3件):
B23K 9/00 330 A ,  B23K 9/073 545 ,  B23K 9/095 515 B

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