特許
J-GLOBAL ID:200903093310895044
介在物浮上性に優れるタンディシュ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
西教 圭一郎
, 廣瀬 峰太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-075139
公開番号(公開出願番号):特開2005-262242
出願日: 2004年03月16日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】 鋼の連続鋳造において、定常操業状態と非定常操業状態とに関わらず、溶鋼中の介在物を効果的に浮上分離させることのできるタンディシュを提供する。【解決手段】 鋼の連続鋳造に用いられるタンディシュ11の溶鋼が注入される位置に、略平板状の形状を有する第1部材17と、略平板状の形状を有し、第1部材の一方の端部で第1部材と連なり、第1部材から立上がるように設けられる第2部材18とからなる堰19を設ける。この断面形状が略L字状の堰は、第2部材が、第1部材に対して立上がる方向が溶鋼注入位置から溶鋼排出位置へ向う方向と反対になるように配置される。このことによって、タンディシュ内の溶鋼の流速が緩和され、各所における流速度差が小さくなり、また浮上流が生成されるので、介在物浮上分離性が向上される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
鋼の連続鋳造に用いられ、取鍋に収容される溶鋼が注入され、注入された溶鋼を浸漬ノズルで鋳型へ排出するタンディシュにおいて、
略平板状の形状を有する第1部材と、
略平板状の形状を有し、第1部材の一方の端部で第1部材と連なり、第1部材から立上がるように設けられる第2部材とからなる堰を備え、
堰は、溶鋼が注入される溶鋼注入位置から、浸漬ノズルで溶鋼が排出される溶鋼排出位置へ向う方向に対して交差する方向に延びるように配置され、
かつ堰の第1部材は、取鍋から溶鋼が注入される方向と平行方向になるように、また堰の第2部材は、堰の第1部材に対して立上がる方向が溶鋼注入位置から溶鋼排出位置へ向う方向と反対になるように配置されることを特徴とする介在物浮上性に優れるタンディシュ。
IPC (2件):
FI (3件):
B22D11/10 310F
, B22D11/10 310G
, B22D41/00 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (6件)
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