特許
J-GLOBAL ID:200903093311609606

直交変調回路、直交変調方法および移動体通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-029089
公開番号(公開出願番号):特開2000-228684
出願日: 1999年02月05日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 小型化に適し、かつ半導体集積回路に適した直交変調回路を提供する。【解決手段】 2逓倍回路10、1/2分周回路11、12、13を用いて信号発生回路4の出力信号周波数を1/4倍に分周するとともに、互いの位相差が90°となる2つの信号を発生させる。これらを搬送波の同相成分および直交成分として、第1、第2のベースバンド信号I、Qとを2つの乗算回路14、15で乗算する。2つの乗算結果を加算手段18において加算し、加算結果とその反転結果とを90°移相回路に与えて、互いの位相差が90°となる移相結果とそれらの位相が反転した結果を得る。これらを、1/2分周回路12の出力である互いに90°の位相差を持つ2つの信号の各々と2つの乗算回路16、17で乗算する。2つの乗算回路16、17の出力を加算回路19で加算することによりイメージ周波数成分を抑圧する。
請求項(抜粋):
搬送波をベースバンド信号で直交変調する直交変調回路において、入力搬送波の周波数を1/Nに分周し、かつ互いの位相差が90°となる2つの信号を出力する第1の1/N分周手段と、前記第1の1/N分周手段の一方の出力を1/Nに分周し、かつ互いの位相差が90°となる2つの信号を出力する第2の1/N分周手段と、前記第2の1/N分周手段の一方の出力と第1のベースバンド信号とを乗算する第1の乗算手段と、前記第2の1/N分周手段の他方の出力と第2のベースバンド信号とを乗算する第2の乗算手段と、前記第1の乗算手段の出力と前記第2の乗算手段の出力とを加算または減算する第1の加算または減算手段と、前記第1の加算または減算手段の出力およびその反転出力から互いの位相差が90°となる2つの信号とそれぞれの位相が反転した2つの信号を出力する移相手段と、前記第1の1/N分周手段の一方の出力と前記移相手段の一方の出力およびその反転出力とを乗算する第3の乗算手段と、前記第1の1/N分周手段の他方の出力と前記移相手段の他方の出力およびその反転出力とを乗算する第4の乗算手段と、前記第3の乗算手段の出力と前記第4の乗算手段の出力とを加算または減算する第2の加算または減算手段とを備えることを特徴とする直交変調回路。
IPC (2件):
H04L 27/36 ,  H04L 27/20
FI (2件):
H04L 27/00 F ,  H04L 27/20 Z
Fターム (3件):
5K004AA05 ,  5K004FA18 ,  5K004FF01

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