特許
J-GLOBAL ID:200903093312686965

ディジタルビデオ信号のフィルタリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 守三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-131758
公開番号(公開出願番号):特開2000-032300
出願日: 1999年04月05日
公開日(公表日): 2000年01月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ディジタルビデオ信号を圧縮しやすくするために、それに含まれるノイズをフィルタリングする。【解決策】ビデオ信号にフィルタ過程を行って、信号を第1可変利得係数により乗算する。信号の遅延サンプルを遅延回路により導き出し、遅延サンプルを第2可変利得係数により乗算する。これら2つの掛合わせた信号を加算する。2つの利得係数の大きさは、入力ビデオ信号と遅延回路からの遅延サンプルの比較によって異なる。この2つの利得係数の大きさは互いに反対方向に変化する。利得係数を適当に選ぶことで、フィルタ過程を用いて画像情報の、大きい遷移部の鮮鋭度を保つことができ、フィルタのインパルス応答は利得係数を計算し直すことによって容易に変えることができる。カスケード式フィルタ段階でフィルタ過程を実行すれば、2つの空間領域と1つの時間領域でフィルタリングを達成することができる。
請求項(抜粋):
両面性インパルス応答を生成するための入力ディジタルビデオラスタ信号をフィルタリングする方法であって、起源の一方の側にインパルス応答を生成する1つの適応フィルタを有し、起源のもう一方の側にインパルス応答を生成するもう1つの適応フィルタを有するフィルタ装置に入力ビデオ信号を加える段階と、ビデオ信号の各ピクセルについて利得係数の値を生成するために、ビデオ信号の各ピクセルをビデオラスタ内の隣接ピクセルサンプルと比較する段階と、生成された利得係数によって各フィルタのインパルス応答を適応させる段階とを有する方法。

前のページに戻る