特許
J-GLOBAL ID:200903093314420431
機能性被覆樹脂層を設けた合成樹脂積層成形品の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-319573
公開番号(公開出願番号):特開平10-156920
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 紫外線吸収性能等の機能を長期に亘って安定に備えたポリエステル系などの熱可塑性性樹脂の積層成形品の製造方法に関し、同種の熱可塑性樹脂を共通の原料として、基材樹脂と反応性機能付与剤を反応させた被覆樹脂とを同時に金型に圧送して共押出成形する場合に生じる成形不良や接合欠陥を防止して、両樹脂層の厚みが適性に制御されたシートなどの積層成形品を製造する方法を提供しようとする。【解決手段】金型は、上記2つの成形ダイが、ダイの間に熱遮断用の空所を設けて、これにより各樹脂層温度を所要の温度差に独立に制御を可能にし、成形流路出口の延長方向が成形流路出口外側で斜交するように配置されたもので、上記基材樹脂層と被覆樹脂層との積層成形体は、直ちに直下の一対のロール間で挟接して引き取り、後に冷却するようにして合成樹脂の積層成形品とするのである。
請求項(抜粋):
熱可塑性ポリマーを押出混練機により連続的に加熱溶融して基材用溶融樹脂とし、同種の熱可塑性ポリマーと反応性機能付与剤とを他の押出混練機により連続的に加熱溶融し反応させて被覆用溶融樹脂とし、該両溶融樹脂をそれぞれ金型に圧送してそれぞれ別個の成形ダイの成形流路から同時に押出成形して所望厚みの基材樹脂層と被覆樹脂層として、機能性被覆樹脂層を設けた合成樹脂積層成形品を製造する方法であって、上記金型には上記両成形ダイの間に熱遮断用の空所を設けて各樹脂層の温度を所要の温度差に独立に制御可能にし、且つ、成形流路出口の延長方向が成形流路出口外側で斜交するように配置されて、上記基材樹脂層と被覆樹脂層とをそれぞれの成形流路出口の通過直後に合流させて接合した後、一対のロール間で挟接して引き取り、後に冷却するようにした合成樹脂積層成形品の製造方法。
IPC (7件):
B29C 47/04
, B29C 47/14
, B29C 47/88
, B29C 47/92
, C08G 63/91
, C08L 67/00
, C08L101/00
FI (7件):
B29C 47/04
, B29C 47/14
, B29C 47/88
, B29C 47/92
, C08G 63/91
, C08L 67/00
, C08L101/00
引用特許:
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