特許
J-GLOBAL ID:200903093315785093

トロコイドポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-115003
公開番号(公開出願番号):特開2000-303965
出願日: 1999年04月22日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】簡素な構成によりキャビテーションや流体ハンマー現象の発生を阻止して振動と騒音の発生を防止し、トロコイドポンプの長寿命化と高効率化を図る。【解決手段】アウターローター17の歯部19とインナーローター18の歯部20との間に区画形成される流体搬送室22が吸入ポート11と吐出ポート12の間に位置して密閉された時に、流体搬送室22の内圧を吐出ポート12以降の流路内の圧力と同等に調整する圧力調整手段Aを設けた。圧力調整手段Aは、流体搬送室22の側面を吐出ポート12以降の流路に連通させる圧力調整通路32と、この圧力調整通路32内に密に、かつスライド自在に挿入される圧力調整ピストン33と、上記圧力調整ピストン33をそのスライドストロークの中立位置にキープする付勢部材(35,36)とを備えて構成し、流体搬送室22の側面と圧力調整ピストン33の端面33dとの間に余剰スペース37を形成した。
請求項(抜粋):
内歯車状に形成されたアウターローターの歯部と、外歯車状に形成されたインナーローターの歯部との間に区画形成される流体搬送室の容積変化に伴い吸入ポートから流体を吸入して吐出ポートに吐出するトロコイドポンプにおいて、上記流体搬送室24が上記吸入ポート11と上記吐出ポート12の間に位置して密閉された時に、流体搬送室24の内圧を吐出ポート12以降の流路内の圧力と同等に調整する圧力調整手段Aを設けたことを特徴とするトロコイドポンプ。
Fターム (8件):
3H041AA02 ,  3H041BB04 ,  3H041CC11 ,  3H041CC13 ,  3H041CC21 ,  3H041DD01 ,  3H041DD13 ,  3H041DD37

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