特許
J-GLOBAL ID:200903093322735557

水の浄化方法および浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀬川 幹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-102141
公開番号(公開出願番号):特開平6-218391
出願日: 1992年03月27日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】まず水中の汚濁物質から炭素と窒素の総量を削減した後に燐を除去することによって水質を浄化させる。【構成】水路Wの上流側に好気的および嫌気的環境の第1の生物膜槽A、その下流側に好気的環境の第2の生物膜槽、さらにその下流側に第3の生物膜槽Cを堰状に並べて設置し、各生物膜槽には細菌の接触材を配置し、第1の生物膜槽A及び第3の生物膜槽Cには脱炭素・脱窒素機能を有する有用細菌を、第2の生物膜槽には燐酸蓄積細菌を供給し、各有用細菌の活性により第1の生物膜槽Aにおいて水中の汚濁物質中の炭素と窒素をガス化させ、第2の生物膜槽Bの吸着材を水路外に取り出して固定された燐を除去し、第3の生物膜槽Cで第1の生物膜槽A及び第2の生物膜槽Bにおける未処理物質を分解処理する。
請求項(抜粋):
汚濁物質を含む水の水路の上流側に好気的および嫌気的環境を有する第1の生物膜槽、その下流側に好気的環境を有する第2の生物膜槽、さらにその下流側に第3の生物膜槽をそれぞれ前記水路を遮断するように堰状に並べて設置し、前記各生物膜槽には細菌の接触材を配置するとともに、第1の生物膜槽及び第3の生物膜槽には脱炭素・脱窒素機能を有する細菌が優勢な有用細菌を、第2の生物膜槽には燐酸蓄積機能を有する細菌を供給し、上記各有用細菌の活性により前記第1の生物膜槽において水中の汚濁物質中の炭素と窒素をガス化させて大気中に気散させ、第2の生物膜槽の吸着材を水路外に取り出してこの吸着材上に固定された燐を除去し、さらに第3の生物膜槽で第1の生物膜槽及び第2の生物膜槽における未処理物質を分解処理することを特徴とする水の浄化方法。
IPC (5件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/06 ,  C02F 3/10 ,  C02F 3/30 ,  C02F 9/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-251997

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