特許
J-GLOBAL ID:200903093331502930

水素同位体の濃縮分離方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-015162
公開番号(公開出願番号):特開2002-220206
出願日: 2001年01月24日
公開日(公表日): 2002年08月09日
要約:
【要約】【課題】 小型で操作の簡単な装置を用いながら、軽水素と重水素が混在している原料水素ガスから高い濃縮率あるいは回収率で重水素を濃縮し分離することのできる水素同位体濃縮分離技術を提供する。【解決手段】 軽水素を優先的に吸蔵する吸蔵剤を充填した少なくとも3本の吸蔵塔を並置し、順次、1本の吸蔵塔を待機させて残りの吸蔵塔を直列に連結しその最後尾の吸蔵塔の下端から原料ガスを供給して吸蔵剤に該ガスを吸蔵させる吸蔵工程と、吸蔵工程が終了した後、最後尾の吸蔵塔を連結から切り離して昇温し軽水素富化ガスを脱離させることにより吸蔵剤を再生させて待機させる再生工程とを、繰り返した後、先頭の吸蔵塔の上端から、濃縮された重水素を回収する回収工程を含む水素同位体の濃縮分離方法とそれに用いる装置。
請求項(抜粋):
軽水素に重水素が混合している原料ガスから重水素を濃縮分離する方法であって、軽水素を優先的に吸蔵する吸蔵剤を充填したn本(n≧3)の吸蔵塔を並置し、順次、1本の吸蔵塔を待機させて残りの(n-1)本の吸蔵塔を直列に連結し該(n-1)本の吸蔵塔の最後尾の吸蔵塔の下端から原料ガスを供給して吸蔵剤に該ガスを吸蔵させる吸蔵工程と、該吸蔵工程が終了した後、前記(n-1)本の吸蔵塔の最後尾の吸蔵塔を連結から切り離して昇温し軽水素富化ガスを脱離させることにより吸蔵剤を再生させて待機させる再生工程とを、繰り返した後、連結している(n-1)本の吸蔵塔の先頭の吸蔵塔の上端から、濃縮された重水素を回収する回収工程を含むことを特徴とする水素同位体の濃縮分離方法。
IPC (4件):
C01B 4/00 ,  B01D 59/26 ,  B01J 20/02 ,  B01J 20/34
FI (4件):
C01B 4/00 Z ,  B01D 59/26 ,  B01J 20/02 A ,  B01J 20/34 H
Fターム (7件):
4G066AA02B ,  4G066AA20C ,  4G066CA38 ,  4G066DA05 ,  4G066GA01 ,  4G066GA14 ,  4G066GA32

前のページに戻る