特許
J-GLOBAL ID:200903093349671089

車両のサスペンション特性制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-258287
公開番号(公開出願番号):特開平6-106942
出願日: 1992年09月28日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 アンチロックブレーキ装置BRとソフト/ハード切り換え可能なサスペンション装置SUを備えた車両において、走行安定性を最重視しかつできる限り車両の乗り心地を良好にする。【構成】 アンチロックブレーキ装置BRが正常であって、同装置BRが車両の急制動時における車輪のロックを回避することにより車両の走行安定性を確保する場合には、サスペンション装置SU内のコンピュータ35は、車両の急制動時にもサスペンション特性をなるべくソフトに維持する。これにより、車両の走行安定性と乗り心地の両立を図る。アンチロックブレーキ装置BRにフェイルが発生して同装置BRによって急制動時における車両の走行安定性が確保されない場合には、コンピュータ35は車両の急制動時にサスペンション特性をハードに切り換えられ易くし、車体のダイブを抑制して車両の走行安定性を確保する。
請求項(抜粋):
アンチロックブレーキ装置を搭載した車両に適用され、車両のサスペンション特性を変更可能なサスペンション機構と、車両の急制動の度合を検出する急制動検出手段と、前記検出された度合と所定の基準値とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に応じて前記サスペンション機構を制御し前記検出度合が前記基準値より小さいとき前記サスペンション特性をソフト側に設定しかつ同検出度合が同基準値より大きいとき同サスペンション特性をハード側に切り換える切り換え制御手段とを備えた車両のサスペンション特性制御装置において、前記アンチロックブレーキ装置にフェイルが発生したとき前記基準値を所定量だけ減少させる減少制御手段を設けたことを特徴とする車両のサスペンション特性制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  F16F 9/50

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