特許
J-GLOBAL ID:200903093350086173

イオントフォレーシス装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 水野 喜夫
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2002004696
公開番号(公開出願番号):WO2003-037425
出願日: 2002年05月15日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
イオントフォレーシスによりイオン性薬剤を投与するために使用される電源に接続するイオントフォレーシス電極部(作用側電極部)とグランド電極部(非作用側電極部)から成るイオントフォレーシス装置において、・ 両電極部の構成要素(部材)を全て膜状体で構成するとともに、・ イオントフォレーシス電極部にイオン性薬剤の帯電イオンと同種及び異種のイオンを選択するイオン選択性の異なる異種のイオン交換膜を配設し、かつ、グランド電極部に少なくともイオン性薬剤の帯電イオンと反対のイオンを選択するイオン交換膜を配設したこと、を特徴とするイオン性薬剤を長期間安定して高い輸送効率(高い輸率)で投与することができ、かつ、生体安全性に優れたイオントフォレーシス装置。
請求項(抜粋):
イオントフォレーシスによりイオン性薬剤を投与するために使用される電源に接続するイオントフォレーシス電極部(作用側電極部)とグランド電極部(非作用側電極部)を有するイオントフォレーシス装置において、 (1).前記イオントフォレーシス電極部が、 (1)-1.イオン性薬剤の帯電イオンと同種の極性の電源に接続された電極板、 (1)-2.前記電極板の前面に配置された電解液を含浸保持する電解液保持膜、 (1)-3.前記電解液保持膜の前面に配置されたイオン性薬剤の帯電イオンと反対のイオンを選択するイオン交換膜、 (1)-4.前記イオン交換膜の前面に配置されたイオン性薬剤を含浸保持するイオン性薬剤保持膜、及び、 (1)-5.前記イオン性薬剤保持膜の前面に配置されたイオン性薬剤の帯電イオンと同種のイオンを選択するイオン交換膜、とから構成されること、かつ、 (2).前記グランド電極部が、 (2)-1.前記イオントフォレーシス電極部の電極板と反対の極性の電極板、 (2)-2.前記電極板の前面に配置された電解液を含浸保持する電解液保持膜、及び、 (2)-3.前記電解液保持膜の前面に配置されたイオン性薬剤の帯電イオンと反対のイオンを選択するイオン交換膜、とから構成されること、 を特徴とするイオントフォレーシス装置。
IPC (1件):
A61N1/30
FI (1件):
A61N1/30

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