特許
J-GLOBAL ID:200903093356389364

作業機の干渉防止制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-254276
公開番号(公開出願番号):特開平7-109748
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 角度センサに異常が生じた場合に、オペレータがシステムをリセットして手動で操作することなく、少なくとも運転席と干渉をしない位置で、安全を確保して操作する。【構成】 第1ブーム、第2ブーム、アームからなるフロントを駆動する油圧駆動回路70と、フロントの各接続部の回動角を検出する角度センサ31,32,33からの検出出力からアーム先端に設けたバケットの位置を演算する演算部60と、この演算部によってフロントの移動速度制御を行うとともにバケットが干渉危険領域に進入したとき、フロントの移動を禁止させる駆動制御部77とを備え、演算部においては、角度センサのいずれかの出力が異常値を示したときには、異常検出部65が異常値の代わりに最干渉側値を仮想値として座標演算部61に出力し、バケットの位置を演算して駆動制御部に出力する。
請求項(抜粋):
第1ブーム、オフセットシリンダによって横方向に移動可能に前記第1ブームに接続された第2ブーム、及びアームからなるフロントを駆動する駆動手段と、前記第1ブームの回動角を検出するブーム角センサ、前記アームの回動角を検出するアーム角センサ、並びに前記第2のブームの横方向の移動量を示すオフセット角センサからの検出出力からアーム先端に設けたバケットの位置を演算する演算手段と、この演算手段によって算出されたバケットの位置に対応してフロントの移動速度制御を行うとともにバケットがあらかじめ設定された干渉危険領域に進入したと判断したときには、前記フロントの移動を禁止させる制御手段とを備え、作業機の前記フロントと運転席を含む作業機本体との干渉を防止する作業機の干渉防止制御装置において、前記演算手段が、前記各角度センサのいずれかの出力が異常値を示したときには、当該異常値を示した角度センサの出力値の代わりに、予め設定された最干渉側値を仮想値としてバケットの位置を演算し、前記制御手段に出力するように設定されていることを特徴とする作業機の干渉防止制御装置。
IPC (2件):
E02F 9/24 ,  E02F 3/43

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